UP 2013.10.15 ISH
シニア自然大学校環境科10月度 野外活動


片波川源流域・伏条台杉群生地の自然観察

遠山の北山杉の秋日濃し

■日時:2013.10.04(金) 晴れ
■場所:京都市右京区北田 片波川源流域・伏条台杉群生地
■参加:環境科29名
■ガイド:京北自然観察インストラクター連絡会
              ■観察ルート
大阪からマイクロバス二台に分乗して、2時間半。京都右京区京北地区の源流付近に到着。
二人のガイドの案内で二班に分かれ、、800年前から保存されている台杉群の森に入る。
風は涼しく、足元は一斉の笹枯れの後を鹿が幼い芽を食べるので、きれいに整理されて歩きやすい。
今は府が管理して残っている奇怪な姿の台杉群を約3時間で見学を終了した。

大阪から小型バス2台で2時間半「おーらい黒田屋」に到着

黒田百年櫻のお出迎え

「伏条台杉巨木群の黒田」の看板


流木の肌あらはなる野分あと


通行止めが解除され観察コース入口へバスが横付け

本日の世話役さんから本日のガイドさんの紹介
自然保護のために「京北自然観察インストラクター連絡会」の
インストラクターの同行によるガイドウオークの制度が設置さ
れている

入山まえの柔軟体操



晴天が続いているので大丈夫との説明があったがヤマビル対策
の足元のチェックを入念にスパッツで対策



迎えの大栗(幹周3.95m)
樹齢推定400年

枝が垂れ下がり根に変化
この辺の杉はほとんどが枝が垂れ下がり地面に根を出し幹と
なる伏条更新して増えたものだと言う


走り根の奔放なりし鰯雲


水分の多い土壌により巨大木群になったアシウスギの天然林に圧倒された
イヌブナなどの落葉広葉樹とスギのコントラストが四季を通じて美しい森を形成

自然度の高い地域で色々な植物が目に入る



宿杉:何種類もの植物が着生している

盤取杉

平安杉の気をもらう



Yの字杉/(森の人?)

典型的な台杉



圧倒的な存在感の片波最大の伏条台杉/平安杉(幹廻り15.2m)


天高し仁王の如し巨大杉


コースの最終を飾る留杉

耳をあて巨木の幹や秋の声


文/黒川、俳句/浅田、写真/小林、菊池、平山
                                                                                       企画/長谷川、内海 、編集/石井
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