UP 2014.4.24 HRY
シニア自然大学校環境科2014年4月度施設見学
新日鉄住金和歌山製鉄所見学
&紀州東照宮・中野BC見学
■日時:平成26年4月18日(金) 8:10~17:00
     天気 晴れ
■集合:8:10 大阪梅田第4ビル東(バスツアー)
■行先:午前:新日鉄住金和歌山製鉄所(和歌山市湊)
      午後:紀州東照宮(和歌山市和歌浦西)
         中野BC(海南市藤白)
■参加者:環境科 39名
               スケジュール
・8:20  大阪梅田第4ビル東発
・10:00~12:50 新日鉄住金和歌山製鉄所見学(昼食)
・13:15~14:00 紀州東照宮見学
・14:25~15:30 酒造 中野BC見学
・17:00 梅田帰着
新日鉄住金和歌山製鉄所見学
・敷地面積:約560万平方㍍(和歌山地区470万・海南地区90万)
・全従業員:2740名(住金)で協力会社を加えると14000名 24時間操業で4交代制
・主要品目:粗鋼生産922万トンで銑鉄14000トン/日およびシームレスパイプ
・高炉  2基(炉内容積 3700㎥・2700㎥)
 使用冷却水は300万トン/日で環境対策として70%のリユースと残は散水他に利用、発生ガスを利用してガス発電を行っている。
銑鉄の構内での移動には特殊タンク(内部を耐火煉瓦で保護)にて列車運搬、高炉では特殊な断熱服を(宇宙服のような)使用しての作業で、殆どコンピュータ―処理で、4人で監視・運転をしている。広大な敷地のため見学には構内をバス移動。工場内撮影禁止。

正門前

工場概要説明

見学は 上着、タオル、手袋、ヘルメット着用
 
社員クラブから工場遠望
 
社員クラブで昼食

正門前芝生広場で
・広い敷地の中で、ディーゼル機関車が走り、荷物運びをしていました!重たい鉄の塊や原材料の鉄鉱石や石炭などを運ぶためには必要な機関車です。広い工場ではたくさんの協力企業や人々が働いていて、無機質な工場のなかで、緑や、植え込みなどを所々に植栽し、環境を考えていることを感じました。

・久しぶりの基幹産業の見学でした。鉄は国家なりといった時代を思い出します。

・後で分かったことですが、当日 トラブルが発生したため1500度に溶けた熔鉄が、高炉から出てくる場面がお見せできなかったとのこと、また肝心のシームレスパイプの製造工程も、ライン不具合のため見学できなかった。残念!(服部)

紀州東照宮見学

 和歌の浦の名所の一つ 「権現さん」の愛称で親しまれ国の重要文化財として指定、徳川家ゆかりの神社108段の石段の上にあり精巧な彫刻(左甚五郎の作品あり)や狩野・土佐両派の絵画等に荘厳な極採食の社殿は桃山時代の豪華な風姿を示す、江戸初期の建築物(元和7年創建)。本殿・拝殿の周囲にある彫刻や絵画を巫女さんに案内してもらい、古き良き時代を偲んでその時代の環境を学ぶ。境内からは遠く海南の火力発電所およびマリーナシティ・片男波海岸を望む。宮内撮影禁止

東照宮鳥居

108段の侍坂

東照宮拝殿・本殿

宮司さんの説明

環境科もきっときっと馬くいく
春風に雅楽が響く和歌の浦     良徳
・徳川御三家のひとつであり、歴史と共に鮮やかに名所として存在することを初めて知りました!もっと歴史を学びたいなぁと思いました。左甚五郎作の彫り物も多く、色彩の美しさや勇壮なお祭りもあり、初めて知ることがいっぱいありました。
・侍坂(108段の階段)を一人のこらず登り切ったことにビックリ!宮司さんもビックリしておられました。

酒造 中野BC(株)見学

見学コース:①仕込み蔵→②貯蔵庫→③長久邸(日本庭園、健康教室、健康チェック)→④長久庵(テイスティング・ギフトショップ)

 杜氏の技と経験を生かした酒造りと、徹底した化学的な管理による安定した品質保持、見学は 仕込み蔵・梅酒蔵・貯蔵庫・長久邸・長久庵(ギフトショップ)環境対策として中野BCでは健康・美容商品の開発にも」力を入れている。各種商品の試飲と健康教室での試食あり。(BC:Biochemical Creation)

梅酒貯蔵タンク

大吟醸・純米吟醸・純米酒の造り方

長久邸

大吟醸試飲は有料@300
・梅の産地で、梅酒の種類も多く、アルコールの度数もいろいろありました。健康チェックなどもあり、自分の健康度を意識させられました。全般に服部さんの入念な下見   のおかげで、楽しく学ぶことの多い施設見学でした!
・試飲¥500→¥300など、見学者も商売の対象とするなど商魂のたくましさを感じました。
・試飲にみなさん満足された様子で、これが呼び水となり、解散後の反省会も大いに盛り上がりました。
文/加藤、写真/伊月・大野、編集/平山
企画・/3班 服部、加藤

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