UP 2015.2.1 kita
琵琶湖 野鳥観察会

主な目的

 湖北部での野鳥観察

行 程

 梅田(8:00出発)~京都東IC~饗庭 新旭水鳥センター(10:30着)
 学術員の説明(30分)後、館内からの水鳥観察。昼食。
 新旭水鳥センター(12:00出発)~湖北野鳥センター(13:00着)
 学術員の説明(30分)後、館内からの水鳥観察。オオワシの観察。
 湖北野鳥センター(15:00出発)~梅田(17:00着)

内 容

◇降水確率80%、午前中は降雪の予報。
 環境科の常識では、実施不可のなかを、野鳥好き(?)な面々が参加。さすがにドタキャンも多く出て、26名の参加。バスの中は、広々というより少し寒々とした雰囲気。
新旭水鳥観察センターでは、学術員の剥製を用いた冬水鳥の説明。
 カイツブリ・カンムリカイツブリ・カルガモは年中見られ、マガモ・コガモ・オナガガモ・ホシハジロ・キンクロハジロなどが旬の水鳥。最近は、オオバンが多くなっている。
館内から外を観察すると、上記の水鳥以外に、かわいいユリカモメ、ヨシの内にはクイナが見られた。

高島市新旭水鳥観察センター到着

はく製がお出迎え

はく製を使っての説明

説明に聞き入ります

早速観察

葦の中のカモたち

ダイサギが岸辺に

陸の草むらにクイナ

観察センターの外観

湖北野鳥センター(長浜市営)と琵琶湖水鳥・湿地センター(環境省)が併設されている。
 まず、琵琶湖水鳥・湿地センターで学術員の説明を聞く。
ここには最大66倍のライブカメラによる映像が大画面に映し出されており、館内に居ながらにして、湖面にいる水鳥の様子が、学術員のやさしい説明を添えて、観察できました。その後、野鳥センターに移り、各自望遠鏡による観察です。
ここでの三大スターと言われているのが、オオヒシクイ、コハクチョウそしてオオワシです。
オオヒシクイは、ここが南限越冬地で、多い時には300~500羽が来るそうです。コハクチョウは湖面では見られなかったですが、帰路のバスの中から田圃にいる数百羽が観察できました。
さて、ここでの最大の目玉は、オオワシです。このセンターから湖を背にしてすぐ近くに山本山があります。ここに毎冬、北海道から17年間かかさずやってくるメスのオオワシがいます。センターからも、枯れた松の木にとまっている姿は確認できますが、これでは彼女に失礼だということで、有志10名ほどで、雨と寒風の中を30分かけ、山本山まで彼女の雄姿(雌姿とかくべきか)を見に行きました。真っ白な羽に輝くような黄色の嘴。今回の目的は達成です。
我々の気持ちを表すように、帰りのバスは明るい日差しに包まれて。

湖北町水鳥センター

部屋の中から野外を観察し説明できる

66倍の画像で屋外の状況を観察

巨大スクリーンでオオワシの生態

観察中

白板に観察出来た種類の表示

センターの入口でも観察

オオワシを見に行く

山本山のオオワシ

集合写真


琵琶湖水鳥・湿地センターにて

     

まとめ・感想

 二か所も水鳥を見に行くの、という気持ちもありましたが、湖西と湖東では、琵琶湖の姿も違うとともに、水鳥の様子も違い、めったに見られないオオワシに会えるなど、冬の遠出も楽しからずや、です。