UP 2015.6.21 kita
四天王寺と一心寺


集 合

 梅雨の合間、心配であった雨も集合時間の9時45分には小降りとなった。まずは一同揃ったところで四天王寺へ。
 ここは今から1400年以上も前、推古天皇元年(593)に建立され日本仏法一番古い官寺である。しかし大阪の人であっても、存在は知っていても、その実態を知らない方がおられるので、四天王寺大学の教授でもある執事の南谷恵敬氏より「四天王寺の歴史と信仰」という演目でお話しを聞く。その後、四天王寺の学芸員に「浄土の庭」並びに「伽藍」を見学することに。浄土の庭は川と植物に囲まれてとても大阪の中心部とは思えない佇まいである。
    

小雨の中四天王寺境内へ

本坊の門をくぐり庭園へ

四天王寺の歴史と信仰の講話

極楽浄土の庭を散策

五智光院前で説明

昔はハス池今は亀池

五重塔(登れました)

極楽門から西方浄土を望む

五重塔とあべのハルカス

集合写真


四天王寺仁王門前にて

午 後

 昼食後はまず、竹本義太夫の墓がある超願寺に寄り、大坂の陣で激戦地となった茶臼山へ。さらに本日の目的でもあるジャカランダが咲き乱れている一心寺へ。今年は季節が早く進み、咲き具合が心配されたが濃い青色に彩られた花を見て一同興奮状態であった。案内者として良かったと思う瞬間でもある。真田幸村終焉地である「安居神社」、大阪にもある「清水寺」、天王寺雅楽の楽人たちが住んでいた「伶人町」、愛染坂、愛染さんを経て、定刻の15:00には集合場所でもあった四天王寺夕陽丘駅に全員無事到着した。今日一日、大阪らしくない?、自然豊かで歴史に彩られた地域を歩き皆さん、大阪の再認識をしていただけただろうか。


大坂冬の陣・夏の陣の茶臼山

一心寺の満開のジャカランダ

酒封じ祈願(本多出雲守忠朝の墓)

安居神社・真田幸村戦死の地

安居神社の茅輪神事の輪

清水寺

大江神社の101段の石段

愛染堂・勝鬘院

多宝塔・大阪市最古の木造建造物