UP 2015.9.13 kita
茶源郷ウォーキング


          秋晴れの茶畑



 宇治茶の里・和束(わづか)の「茶源郷」ウォーキングは如何だったでしょうか?道すがら彼岸花、萩の花など、またアキアカネが飛び交うなど秋の気配を感じる1日でした。

 「和束が限界集落化?」のニュースに触発されて移住したと言う若い山下さんのガイドで、初級コースの3.2kmを皆で歩きました。山間部の高低差と台風後の水たまりで歩きづらかったかも知れませんが、幾何学的な茶畑の緑濃い光景が印象に残ったことと思います。ほとんどは覆い無しの煎茶用でした。見たのは何番茶の葉だったのでしょうか?1番茶は高額(キロ17~18万円)だけど3番茶は安い(キロ1000円)と聞いて一同驚きました。それにしても、畝間に草が生えていませんでしたね。葉には虫もいませんでしたね。

 前日の台風のトバッチリで楽しみにしていた(?)茶弁当にはあり付けませんでしたが、初秋のさわやかな空気の中で昼食が取れたということでご勘弁を!

和束茶源郷ウォーキングの説明

和束を愛する山下さんのガイドで

お茶工場前での説明

茶畑での説明

玉露栽培用の覆い

茶畑の中を歩く

 “茶カフェ”では分かりやすい“お茶の話”をして頂きました。いつも通り、質問タイムは活発でしたね。“宇治茶とは京都・奈良・滋賀・三重の産茶…”で主産地が和束であるまでは了解、でも宇治茶ブレンドの定義(宇治茶50%以上)には納得し切れなかったかな?!
鎌倉期から始まった茶の文化はなかなか奥が深そうですね。釜炒り茶って? 緑茶って? 煎茶・玉露・碾茶・抹茶…頭の整理つきましたか? 茶摘み・蒸し・揉み・火入れの工程想像できましたか? 栽培農家は荒茶まで、売っているのは仕上げ加工・茶商のブレンド品。何はともあれ、旨み(テアニン)・渋み(カテキン)・香りを感覚的にも気にしたいものです。(そんなの分かっているという方、スミマセン! 聞き流してください。)
プロのいう高級茶とそれぞれの人の“美味しい”の感覚については興味津々ですが、でも、所詮、何を言っても、個人の好みだそうです。美味しいと思うのがオイシイ!が結論のようです。ところで近年、淹れたお茶“緑”が濃いと思いませんか? 宵越しのお茶を飲むなと言われてきたのに、ペットボトル茶が気になりませんか?

(PR)イベント好きの方、秋の茶源郷祭りに参加して盛り上がりましょう! 和束の茶畑は標高400mで奥山に多くのビューポイントがあり、また雪景色もまた格別です。健脚の方、写真・スケッチに興味ある方またのご訪問を。無農薬農家もありますよ!

“お茶の淹れ方”を2人1組で日本茶インストラクター・中山さんに教えて頂きました。旨み・渋み・香りのバランス、一煎目・二煎目・三煎目の違い、如何だったでしょうか? 
急須を茶棚の奥に押しやっている方、これを機に復活されては?


お茶の話

お茶の淹れ方教室茶器セット

茶の淹れ方教室
(インストラクター・中山さん)

和束茶ブレンド煎茶
(原材料:緑茶)

          集合写真


和束茶カフェ前にて