UP 2016.2.1 kita
京都大学総合博物館と島津製作所創業記念資料館の見学

 当日の朝、地下鉄堺筋線が運休して、阪急京都線が大幅に遅れた影響で15分遅れての開始となりました。

午前の部

 京都大学総合博物館(10:30~11:45)
 京都大学総合博物館は、京都大学が開業以来100年以上にわたって収集してきた貴重な学術標本資料260万点を収蔵。総面積13,350平米、展示面積2,470平米と日本最大規模の大学博物館。



 自然史の常設展  
 地震、化石、霊長類、温帯林の動植物、昆虫などの標本のほか熱帯雨林を再現したランビルの森を展示。

左 ナウマンゾウ 右 アジアゾウ
 
展示品を熱心に見る科員

ランビルの森にみる熱帯雨林の生態
 
ランビルの森の模型を見る科員

東南アジアのクワガタ
 
蝶の擬態

 文化史の常設展
 古文書や古地図などの日本史資料、石棺、日本古代文化の展開と東アジアに関する考古資料を展示。

 技術史の常設展
 旧制第三高等学校や創設期の京大の紹介とともに、当時教材に使われた機械メカニズム模型を展示。

 特別展
 学校現場と連携しながら1年間を通して、「海の学び」をテーマとした「アクティブ・ラーニング」の実践事例を展示。

感想
 京都大学の100年以上に亘る歴史と伝統の中で蓄積された沢山の貴重な展示資料を見ることができました。



午後の部

 島津製作所創業記念資料館(13:45~15:00)
 島津製作所が創業100年を迎えたのを記念し、創業者である初代と二代目島津源蔵の遺徳を偲び開設。

 特設展示
 田中耕一さんの「ノーベル賞受賞とその技術」の映像コーナー。

2班に分かれて職員の方から展示資料の説明を受けた。

島津製作所創業記念資料館


国産初の医療用レントゲン装置の説明を聞く
 
医療用レントゲンの発電装置

創業当時の京都の状況を聞く
 
製品・教材機器の説明を聞く

年代別の製品の説明を聞く
 
人体模型の製品展示

感想
 医療用レントゲン装置が製品化されるまでには、大変な努力と多くの犠牲者の上に立って発展してきたことがよくわかりました。