UP 2016.4.16 kita
芦屋市特別景観地区芦屋川散策と神戸大学海事博物館見学

午前の部 

  芦屋川散策
芦屋市役所文化財係 西岡さんの案内にて国史跡会下山遺跡、芦屋の文化財について丁寧な説明を受ける。

芦屋川河畔の桜

西岡さんの説明

遺跡のある会下山方面

ミツバツツジの色も鮮やかに

「細雪」の舞台として

矢穴の跡がある花崗岩を見る

  会下山遺跡
高地性集落の典型で最新の研究では、人々が活動した時代は紀元前2世紀から紀元1世紀頃ということがわかりましたが、高地性集落のなぞはわからないことばかりです。
発掘調査では竪穴式住居跡や祭場跡他さまざまな遺構が見つかっている。
出土品には、土器や石で作られた矢尻、青銅や鉄などの金属製の武器や道具もありました。
芦屋川沿いの桜やお屋敷を眺め業平橋を境に、市木クロマツ並木沿いを散策。昼食は芦屋川の散り始めた桜の下でお弁当を広げました。

前日の風雨で花びらのじゅうたん

芦屋川畔を歩く

明治時代の橋脚、この上は駅

芦屋川の桜の下で


午後の部 

  神戸大学海事博物館の見学
海事博物館ボランティア岡本さんより企画展及び所蔵品について案内していただく。

神戸高等商船学校卒業生戦没者名簿をみて、命の大切さを痛感。
2000人の卒業生の内800人戦死。
江戸大阪間の航路図に感心。
あまり目にすることの無い船タンスの金具に見とれる。
自宅のパソコンよりライブ船舶マップを見ることが出来るのがわかり興味深かった。

岡本さんから説明

日本丸の模型

当時の船の計器類

  練習船深江丸の船内見学
神戸大学女子学生3人、男子学生1人に船内を案内していただいた後、深江丸船長 海事博物館館長の矢野吉治教授より船の説明や環境問題などの話を伺う。

船長からの説明

あと1年で卒業の学生に案内されて

質疑と詳しい説明


 練習船深江丸
 実習船でもあり実験調査船でもある 
 船舶所有者 神戸大学
 造船所   三井造船玉野事業所
 竣工 1987年10月
 費用 15億円
 全長 49.95m  
 型幅 10.00m
 総トン数 449トン 
 公開速力 12.5ノット

船内は思ったより狭く感じました。矢野先生の海運と船員教育並びに海洋の重要性にかける熱い思いがよくわかりました。
停泊しているにもかかわらず下船後も体がゆれているように感じた。

深江丸をバックに記念写真