UP 2016.5.10 kita
岸和田市内散策

1.実施概要

4月15日10時に南海岸和田駅集合。参加者22名。地元のボランティアガイド2名の案内で市内商店街、岸和田城、岸和田だんじり会館などを散策。昼食は二の丸広場でとる。16時に南海蛸地蔵駅で解散した。好天に恵まれ気持のよい1日を過ごした。

2.見学箇所の概要と感想

① 岸和田駅前商店街、岸和田本通り商店街とかじやまち
日本一高いアーケードの下の明るい商店街である。駅前商店街には朝の 連続テレビ小説で有名になった洋裁コシノがある。今は仕事をしていない。寺町筋から左折。お寺が並んでいる。どのお寺も新しく建て替えたきれいなお寺だ。かじやまち通りはきれいに舗装された道だ。

岸和田駅前通商店街のアーケード

”洋裁コシノ”のお店

寺町筋の立て替えられたお寺

② きしわだ自然資料館
3階建ての元銀行の建物を流用した資料館。葛城山のぶな林のジオラマ、市内の動植物の標本、圧巻は巨大な哺乳類の剥製だ。まるで生きているような虎、ライオン、ヒグマなど数十のはく製は迫力がある。

きしわだ自然資料館

3階の蕎原コレクションの剥製

1階のナウマンゾウの化石

③ 岸和田城
戦国時代から作られ何度も建て替えられ、領主も変遷し最後の領主は岡部氏である。5層の天守閣だったという。1827年焼失した。1954年、3層の城として再建され、岸和田市民のシンボルとなった。庭園には重森三玲作の八陣の庭がある。

お堀越しの岸和田城

重森三玲の八陣の庭

天守閣からの眺め


岸和田城をバックに

④ 岸和田だんじり会館
全国に有名な岸和田のだんじりの魅力を一同に集めた博物館である。だんじりの現物が数台きれいに手入れして展示されている。大型マルチビジヨンや、3Dシステムで祭の状況を知ることができる。また、だんじりの台を低くしたものに乗って、だんじりに載った気分にもなれる。

展示されているだんじり

体験できるだんじり

大型マルチビジョンの迫力

⑤ 天性寺(蛸地蔵)
日本で最大級の地蔵堂で有名な天性寺。蛸地蔵縁起絵巻によると建武年間に大津波が来襲したが、蛸に乗った地蔵法師がこれを鎮めたという。天正年間に根来衆が岸和田城を攻めてきたときに、白法師がたくさんの蛸とともに現れて敵軍を撃滅したという。境内には正平17年(1362)の銘が刻まれたお地蔵が祀られている。近くの南海本線の駅名も蛸地蔵駅である。

天性寺(蛸地蔵)

蛸地蔵尊縁起

南海蛸地蔵駅のステンドガラス