UP 2017.6.21 kita
たじま高原植物園

 但馬高原植物園は氷ノ山後山那岐山国定公園に選定され、兵庫県観光百選の第一位にも選ばれた素晴らしい高原植物園です。当園は日量5,000tの湧水と樹齢1,000年以上の大カツラの保護をテーマに平成9年6月に設立されました。標高680m、面積17haで、そのうち7haに手を加えて管理しています。同園の特徴は、「平地の植物の上限、高地植物の下限、南方植物の北限、北方植物の南限」でしかも湿度が高く日本でも有数の植生豊かな地域にある自然植物園です。園内には樹木、草花の自生植物約2,000種類と、それに類する300種類ほどの植物を見ることができます。また、2つの池や湿地があることから、トンボなどの昆虫や野鳥なども多見られます。

 ~ 行 程 ~

 8:10 大阪駅前出発--途中、西紀SA で休憩
10:55 但馬高原植物園到着 ~ 田丸和美先生案内による園内観察
12:20  ( 園内レストランで昼食 )
13:00 班別で園内の植物に名札おきをする。(午前中に観察した植物)
14:00 植物園出発--途中、道の駅村岡フアームガーデンに立ち寄る
             途中、赤松PAで休憩
17:55 大阪駅前に帰着 解散


たじま高原植物園にイザ出発

たじま高原植物園に到着

田丸和美先生とアシスタント

 お天気にもめぐまれ、グリーンシャワーをたっぷり浴びながら、園内の豊かな植生を学びました。この園のシンボル「和池の大カツラ」は幹周り16mもあり、その姿は圧巻で、千年以上この園の湿原を見守り今なお山より水をよび、園内の生命を育んでいる。澄んだきれいな水は大カツラの方から湧き出て小さな勢いよく流れる小川をつくっていた。その透明な流れの中で梅花藻が揺らいでいる。この澄んだ透明な水を用意してあるコップで私達は先生の勧めで美味しく頂いた。近くの400歳のエゾエノキ、300歳のアシュウスギは生命への威厳を感じさせます。
田丸和美先生は大きな声で分かりやすい説明を木本だけでなく草本にもしていただきました。

園内見学スタート

園内説明

田丸先生の笑顔

真剣な眼差しで
  

和地の大カツラ
  

かつらの千年水、美味しい

和地の大カツラと湧水説明

昼食:豪華弁当

サワフタギ!プレート付けました


次に観察した草本、木本の植物を記録できている分だけになりますが列挙しておきます。
 シライトソウ、イカリソウ、ヤグルマソウ、キンラン、ワレモコウ、オオバナツユクサ、ヒヨドリソウ、オオナルコユリ、アマドコロ、ササユリ、トリアシショウマ、ショウジョウバカマ、キチジョウソウ、コチャメルソウ、チョウジソウ、エビネ、オタカラコウ、フイリイタドリ、ショウブ、ギボウシ、ミズバショウ、ウリノキ、コマユミ、ヤブデマリ、リョウブ、ガマズミ、サワフタギ、コナラ、トチノキ、ホオノキ、コシアブラ、ノリウツギ、ツルアジサイ、イワガラミ、ツタウルシ  など

シライトソウ

イカリソウ

ヤグルマソウ

キンラン

 オオナルコユリ

エビネ

ギボウシ

コマユミ

 ヤブデマリ

サワフタギ

トチノキ

ツタウルシ

 ハナイカダ

クロモジ

シバグリ

アサギマダラ

 ツタウルシ

ツルアジサイ

バイカモ

ホウノキ