UP 2018.1.23 kita
「住まいとくらしの情報館」パナホーム見学と千里中央公園散策

午前の行事 千里中央・パナホーム暮らしの情報館で

10:00から10:45 2班に分かれて1階展示場で説明を受ける。
1995年(平成7年)1月17日神戸などを襲った阪神・淡路大震災当日の様子を再現された映像をみる。次いで備えてある装置を使って震源地の震度7の揺れを体験した。中心地はこんなに揺れたの、こんなにすごかったのと当時も大半の科員は京阪神地区に住んでいて大なり小なり経験しているのだが、23年前の地震を改めて思い起こさせ、身の引き締まる思いがした。
10:50から11:55 14階のセミナールームで「安心の住まいつくり」のセミナーを受ける。
① 日本は国土の面積は、世界の0.25%だが、震度6以上の地震の20%を占める地震大国。
② 1995年の阪神・淡路大震災以降23年間に9回の大地震に見舞われている。
③ 地震のメカニズム―海洋型 東日本大震災 内陸型 阪神・淡路大震災。
④ 近畿地区 今後30年間の間に震度5強以上の地震発生率26%。
⑤ 耐震のための建築基準法は1981年に新耐震設計基準制定以降1995年、2000年、2001年と改訂
  されている―1981年以前の住まいは注意。
⑥ パナホームの住宅は、阪神・淡路、東日本震災通じて全半壊なし。
⑦ 建設時期の古い住まいは「耐震診断」を受けることを勧められた―パナホームでも対応できる。
  住んでいる市役所でも相談をうけてくれる。補助金制度もある。
⑧ 災害に対する備え=電気に対する備え―太陽光発電システム+蓄電池が有効、水の備え―特に
  トイレの水―エコキュート、雨水タンクなど大容量のタンク設置家具倒壊防止―耐震ロック。

地震大国日本に住んでいる以上、地震対策は必定課題。
この機会に各自、我が家の耐震度、災害が起こった時の備えなどを見直す機会にしたい。


パナホームにて

午後の行事 千里東町公園~こぼれび通り~千里中央公園散策

「千里ネイチャークラブ」(牧・奥野・石賀・桑田・吉見氏の5名)が案内に来てくださる。 午後1時セルシー時計台集合。26名3班に分かれて千里東町公園から千里中央公園を歩く。
大阪市の中心から約15㎞にあり広域な道路や鉄道の整備の可能性があった千里丘陵に住宅地を建設することが、昭和33年(1958年)に決定した。それから60年になる。
今回の散策コース

 千里丘陵は大阪北部にあり南北約8㎞、東西約12㎞の範囲に広がっている。その中の豊中市と吹田市にまたがる地域に千里ニュータウンはある。面積1,160ha.(甲子園球場300個分)の広さで、12の町(住区)からなる96,000人(平成26年10月現在)の住宅都市だ。
 千里東町公園から歩き始める。竹林が広がり、ボランティアにより整備されているとのことだった。植物観察しながら、「ネズミモチ」と「トウネズミモチ」の違いをそれぞれの知恵を披露したり、「コナラ」「クヌギ」「アベマキ」の葉の色の違いを教えてもらったり、長谷池では<ヨシガモ><ヒヨリガモ>の姿や<アオサギ>などの鳥と出会い、公園内では<キジバト>もおおく見ることができた。
千里中央公園に入ると安場池に十数羽の<オシドリ>の姿を見ることができた。天候、時間帯によって見れるチャンスが異なり、今回のように十数羽も見れたのは大変ラッキーだったとのこと。ニュータウンの池に多くのオシドリが、活発に動き泳ぐ姿に出会い楽しむことができた。
 ニュータウンは耐震工事のため建物の建て替えが盛んで、工事中が目立った。一日を通して天気に恵まれ、寒くもなく心地よく散策することができたことが何よりだった。展望台で解散!千里中央駅に出るグループ、山田駅へ行くグループに分かれて帰途に就く。


ボランティアガイドと散策
      
ボランティアガイドの説明を聞く

こぼれび通りの標識

オシドリ

アオサギ

展望台より千里中央方面を望む

万博公園方面を望む

解散

千里中央公園にて