UP 2018.2.8 kita
「冬の京都 博物館巡り」 益富地学会館・龍谷ミュージアム見学

概要
実施日 2018年2月2日  参加人数 30名
地下鉄丸太町集合後益富地学会館へ
10:00~12:00 石橋研究員による「京のイルカ」を受講後、3階の石展示室を見学
13:15~15:00 龍谷ミュージアム研修室にて、簡単な解説を受けた後、自由に館内見学

益富地学会館
 公益財団法人益富地学会館は、国内有数の鉱物・岩石・化石の博物館であり、関係者にとってメッカである。宇治田原の工事現場で偶然発見されたイルカの化石について、石橋研究員に講義して頂いた。
 当初は現在調査中であり現時点での講義依頼に当惑された様子であったが、多少強引にお願いした。時代考証のための地球史が若干難しかった方にも、石橋氏の化石調査にかける情熱は十二分に感じて頂けたと思う。海水面下の京都に4m以上のイルカがゆうゆうと泳いでいるところを想像し、化石にロマンを感じてほしい。


講義を聴く

京都のイルカ

次回開催予告

3階の展示資料

展示資料を見学-1

展示資料を見学-2




龍谷ミュージアム
 2011年に開館された仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」は、「大谷探検隊」の持ち帰った仏教資関連資料を始めとした貴重な文物を多数所有する施設である。
 {「仏教と神」}布教各地に適応し発展してきた仏教は、ほぼ無信仰の私には理解困難な事が多い。仏とは「目覚めた者」、「悟った者」、「ブッダ(仏陀)の事」と定義されていた。展示室に有名なトルファンのベゼクリク石窟内回廊が原寸大に鮮やかに復元されていた。またその復元過程の映像展示があり非常に興味深かった。「マンダラ」とは文字を読めない人々への布教手段のハズであるが、未だ理解できず宗教への無知を痛感した。

龍谷ミュージアム入口

説明を聞く

ベゼクリク石窟復元展示