UP 2018.2.13 kita
垂水(下水)処理場見学と明石「時の道」散策

日 時;平成30年2月9日(金) 天候;晴
参加者;24名
行 程;10:00 山陽電鉄「東垂水」集合、垂水処理場へ
    垂水処理場の概要と下水処理のしくみについて解説を受けた後、処理場を見学
    昼食の後、明石へ移動
    13:00 JR明石駅観光案内所前 再集合
    ボランティアガイド(3名)の案内で「時の道」コースを散策
    明石公園(明石城跡)→ 月照寺・柿本神社 → 明石市立天文科学館 → 魚の棚
    15:10 魚の棚で解散

垂水処理場

 神戸市に6か所ある下水処理場の一つで、垂水区全域と須磨区・西区の一部を処理区域としています。各処理区域はネットワークを組んで、災害につよく、高度処理への移行や改築・更新に備えています。垂水処理場の処理施設はすべて地下に設置され、上部空間をビオトープ・芝生広場・スポーツガーデン等にして市民に開放しています。
      

バイオ天然ガス活用

 下水汚泥を発酵させるとメタンを多く含む消化ガスになります。消化ガス精製設備で二酸化炭素や硫化水素などの不純物を除いてバイオ天然ガスとして再生させます。都市ガス相当の発熱量と品質です。これをバイオ天然ガス発電装置の燃料として使うことで電気と熱に生まれ変わります。

Wエコ発電プロジェクト

 バイオ天然ガスを燃料とする発電設備の設置と下水処理施設の屋上を利用した太陽光発電とを民間資金を活用して実施しています。神戸市が資源と空間を提供、公民連携による効率の良い再生可能エネルギー創出を実現しています。
      

明石公園(明石城跡)

 明石城は、元和4年(1618)徳川二代将軍秀忠が、西国諸藩に対する備えとして、藩主小笠原忠政に新城の築城を命じたことにはじまる。幕府は普請費用として銀壱千貫目(時価31億円)を与え3名の普請奉行を派遣している。2年間の突貫工事で完成、天守は建てられなかった。

柿本神社

 万葉の歌人柿本人麻呂が祭神。学問・文学の神様。「ひとまるさん」と呼ばれ、“火止まる”から火除け、“人生る”から安産の神としても信仰されている。

明石市立天文科学館

 子午線のまち明石を象徴する施設。14F展望台では360度の大パノラマを楽しめる。
      

魚の棚商店街

鮮魚店を中心に100軒以上の店が250mにもわたり連なる魚介類の豊富な商店街。タイやタコをはじめ明石海峡で獲れた活きのいい魚を求めに、連日多くの買い物客でにぎわい、地元では「うぉんたな」と呼ばれている。