UP 2018.9.22 kita
大和郡山市内散策

行 程

近鉄郡山駅 10:00・・・・・金魚資料館・・・・・郡山城址・・・やまと郡山城ホール着12:15 昼食  出発13:00 ・・・・・春岳院・・・・・箱本館「紺屋」・・・・・町家物語館 ・・・・・薬園八幡神社・・・解散 15:30

本日は降水確率60%であるが実施することに。朝方集合時は少雨であったが金魚資料館に着く頃には傘も不要な天気となる。

近鉄郡山駅にてガイドさん紹介(1)
    
近鉄郡山駅にてガイドさん紹介(2)

金魚資料館

金魚資料館は昭和 57 年、やまと錦魚園が自費で設立。金魚の古書・資料等の収集は貴重。現存する 色々な種類の金魚が飼育されている。それこそ夜店の金魚から1匹3万円する高級金魚が数多く飼われていて鑑賞する。

金魚資料館

説明

3万円の高級魚も

郡山城址

次に郡山城址を見学する。天正 8 年(1580)に筒井順慶が築城。その後豊臣秀吉弟、秀長がさらに大きく郡山城を築き直し、明治 6 年(1873)建物を取り壊されるが、昭和 58 年(1983)以降に復元された追手門、隅櫓、多門櫓などが往時を偲ばせる。多くの城下町に見られる城趾を学校には、ここ大和郡山市もご多分に漏れず郡山高校に利用されており若い歓声がのなか城内を散策する。
天守台の 石垣には、逆さ地蔵、羅城門の基礎など転用石が多く、登ってみると360度視界が開け、お天気さえよければ大和郡山市を取り囲む山々が見ることができることだろう。残念である。

郡山高校はお城の中

天守台からは市内一望

城内地図で位置を確認


天守台の石垣をバックに

昼食後は武士の住む街ではなく町屋のエリアを見学する。

春岳院

大納言豊臣秀長の菩提寺。秀長の位牌や肖像画等あるとのことだが、今日は拝観予約できなかった。

春岳院
      
屋根瓦の文様

箱本館「紺屋」

箱本館「紺屋」は現存する町屋では、市内最古の建物。明治年 間( 1764~1771)に建てられた。奥野氏が代々 染物屋を営んでいたが 1999 年廃業、市が買 い取り、2000 年 4 月藍染と金魚を楽しめる 町家ミュージアム、箱本館「紺屋」として再 生した。ココは時間をかけて藍染めの行程を聞く。

箱本館「紺屋」

藍染の説明

すくも:タデアイの葉を乾燥、発酵

町家物語館

町家物語館は大正 13 年に建てられ、各部屋や廊下の窓に色々趣向を凝らした木造三階建ての遊郭建築遺構。小部屋が続き当時の上流花街の繁栄を偲ばせている。平成 26 年登録有形文化財になる。

町屋物語館

旧川本家住宅の説明

桃尻窓

薬園八幡神社

最後に薬園八幡神社、ここの創建は奈良時代。東大寺大仏建立の際、宇佐の八幡大神の分霊を祀った。続日本書紀 に「梨原の薬園新宮内(塩町あたり)に設けた神殿」とあるのが当社。室町時代に現地に移された。本殿は県指定文化財。

薬園八幡神社

薬となる草花も植えられていた

月を表した鬼瓦と供出を免れた銅板

以上で15:30、本日の活動を終了し近鉄組、JR組に分かれて解散。