UP 2018.10.26 kita
パナソニックミュージアムと守口調整池築造工事見学

行 程

西三荘駅→パナソニックミュージアム(「松下幸之助歴史館」&「ものづくりイズム館」)→守口駅(昼食)→バス移動→ 守口調節池築造工事現場 解散

10:05 秋晴れの気持ちの良い1日でした。教育実習の方3名も加わって西三荘駅すぐ前のミュージアムに到着 松下幸之助氏の銅像が迎えてくれた。駐車場には観光バスが4台も停まっていて経営の神様の人気が窺える 早速、銅像と一緒に集合写真を1枚。

≪バナソニックミュージアム≫

バナソニックは今年創業100周年を迎えてミュージアムをリニューアル一新した。「松下幸之助歴史館」と「ものづくりイズム館」とすぐ西隣りにある「さくら広場」の三つからなっている。
先ずは「松下幸之助歴史館」に入る。ロビーでビデオの5分間の概要説明を受ける。
歴史館は松下幸之助氏の経営観、人生観を説いているとのこと。 父親の倒産により9歳で奉公に出され和歌山から独りて大阪へ来て火鉢店の丁稚となる。以来85年の仕事人生を折々のエピソードや人生訓を述べながら分かり易く解説している。
自転車店など仕事を変えるうち電気の重要性に気付き1918年(T7)松下電気器具製作所を家族3人で創立 バナソニックの原点となる。それが今や従業員28万人、資本金2600億円、売上高8兆円、グループ会社600社の世界を相手にする超一流企業となった。
一筆箋様のカードは夫々僧侶の法話の様であり経営観、人生観というより経営道、人生道のようだ。
「ものづくりイズム館」は昭和家電展としてバナソニックが発売した家電638点を一挙に展示していて懐かしいものがズラリと並んでいた。
  

11:30 再集合して徒歩で守口市駅へ向かい昼食タイムとなる。

≪守口調整池築造工事現場≫

守口駅前 京阪バス乗車 12時40分発(5番乗り場)守口処理場方面へ(所要時間約30分)
工事:清水・大豊・久本特定建設工事共同企業体(50・30・20%)請負金約110億円
所長(清水建設工事長)による現場の概要説明:別途資料参照
最近の水害(特に近畿一円)情報のビデオ約15分間
大阪近郊の水害他災害のビデオとその対策 ビデオ(約15分間)
当該工事の進捗状況とシールド工法の説明
環境対策:近隣への騒音防止
産業廃棄物(掘削残土)の処理:産廃専用業者に委託・処理の追跡確認とダンプカーへの粉塵等の対策を念入りに、出入り口にはガードマン(常に3名常駐)を配置し安全確保。

現場見学実施:2班に分けて(15名づつ)実施
竪坑(40㍍)の底地点まで架設リフト(7名乗り)利用。
シールド機は既に2000㍍以上掘進しており今回は先端まで視察できず。
昼夜2交代制で日進約12㍍で月に約300㍍掘進。(日曜日は全休)
セグメントは6分割で組み立て・ジョイントボルト及びセグメントと地山との間はセメント系コンクリートを注入。
到達地点は凍結工法により立坑の取りつく。
一方、鶴見緑地公園の下(約40メートルの土被りで距離886㍍ 内径5.1メートル31年1月頃から発進予定。


架設昇降リフト

架掘削泥土処分

構内への配送管

構内開口部

仕上がった構内

覆工セグメント

工事現場にて

14:50 解散。
殆どの人はバスで守口市駅へ向かったが、門真へ帰る菊池さん 守口へ帰る辻井は予定通りの"西三荘ゆとりの道"をてくてくと元気に歩いた。道は綺麗に整備清掃された緑道で気持ち良く歩けた。