UP 2019.4.17 Utm
飛鳥ミステリアス・ストーンズ巡り

行程 (約6Km)
 近鉄飛鳥駅 ⇒ 猿石 ⇒ 鬼の俎板・雪隠 ⇒ 亀石 ⇒ 橘寺 ⇒ 石舞台公園(昼食) ⇒ 石舞台⇒ 飛鳥宮跡⇒ 岡の酒船石 ⇒ 亀形石造物 ⇒ 万葉文化館西口バス停 ⇒ 近鉄橿原神宮前駅

目的
・飛鳥には、奇妙で不思議な古代の石造物がたくさんあります。
・だれが、いつ、なんのためにつくったのか、はっきりしたことはわかりませんが、野原に、古道の脇に、古墳の近くに、寺の中に、ひっそりとたたずんでいます。
・さあ、みなさんを古代のミステリースポットに案内します!
・あなたも古代からのメッセージを一緒に解読しましょう。  


 天気も良く桜が咲く飛鳥駅に降り立つ。過去何回か来ているが、整備された駅前に変身していました。奈良まほろばソムリエの会ガイドの露木さん、西口さんの案内でスタート。同時出発の遠足で来ていた小学生は足早に去っていきました。 我々が気にしていた「アスカ」の地名について聞くと、古事記、日本書紀では、主に、「飛鳥」を用いられ、万葉集では、「明日香」と出てくる場合が多いとのこと。 地名としては、飛鳥の字が一般的で、駅や神社は「飛鳥」、村役場や郵便局は「明日香」で表記されている。

のどかな田園の道をたどって、猿石、鬼の俎・雪隠、亀石を見学しながら橘寺へ。境内に入る前に東を見れば山の中腹には岡寺の三重塔が見える。ここで小休憩をとる。聖徳太子生誕の地とされ、皇子建立の七ケ寺の一つ。「四天王寺式」の壮大な伽藍配置を誇ったとされ、火災の記録から天武9(680)年には建立されたとされている。庭には一つの石に善と悪の二つの顔をもつ二面石がある。


ガイドから概要説明を受ける 天武・持統天皇陵
鬼の雪隠 亀石
橘寺 二面石


お腹がすいた昼過ぎにやっと食事場所の石舞台古墳に到着、朝、古代米弁当を注文した人は「あすか野」で食事をとる。

13時30分再集合し、桜で彩られる石舞台古墳を見学。石棺が盗掘されたとの説明があり、後の岡の酒船石でも部分的に切り取った跡があったが、古代で石の需要、加工の技術やら、飛鳥宮跡でも4つの天皇の宮がかさなって営造されている3層4期の複合遺跡とのこと。建築の技術・スピード等に感心させられる。

古代米御膳 石舞台古墳の中
桜の下を歩く 飛鳥宮跡
岡の酒船石 亀形石造物


時間通り、万葉文化館西口バス停から橿原神宮駅に到着し、解散した。 バスの中では、通学の小学生が、高学年の指示に従って、お年寄りに席を譲る姿に礼儀正しい教育を受けているなと感心しました。 案内してもらった、奈良まほろばソムリエの会ガイドの露木さん、西口さんにお礼をいって、本日の飛鳥ミステリアス・ストーンズ巡りを終了し、解散しました。