UP 2022.4.11 HRY
甲山森林公園・北山ダム・夙川を歩く



  10:10 ~ 10:45 阪神バスで甲山森林公園へ移動
  10:50 ~ 12:35 甲山森林公園散策(レストハウス~展望台~残石~展葉フェノロジー調査地
               ~彫刻の道~シンボルゾーン~屋外ステージ(昼食))
  12:50 ~ 13:30 北山ダム、北山ダム→銀水橋バス移動
  13:55 ~ 14:45 夙川公園散策(銀水橋~苦楽園口~阪急夙川駅)

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 今年の桜の開花は平年並みとはいうものの、昨年と比べ4,5日は遅い。大阪や阪神間では3月23日開花、30日が満開である。今日(4月1日)の甲山周辺は、夙川は100%満開、標高の高い北山ダムでも80%満開です。昨日の雨を機に今日は北風が冷たい。
  
 県立甲山森林公園は 武庫ネイチャークラブの活動拠点で、公園来訪者の植物案内や子供さん向けの自然工作を毎月行っているほか、自然観察会や探鳥会も行っており、また春先にはシニア自然大学から委託された展葉フェノロジ―調査も実施している。

 正門口から入場し、まずはレストハウス(展望地)で公園づくりのコンセプトになっている甲山を借景とした
シンボルゾーンを見ます。甲山森林公園は甲山(標高309.4m)の大部分とその山麓に広がる兵庫県立の森林公園で、明治百年・兵庫百年を記念してつくられた都市公園です。園内には、シンボルゾーン(愛の像、笠形噴水、彫刻の道)、展望台、自由広場、甲山自然観察池などが整備されています。

甲山を借景とした公園

 展望台へ進みます。標高150mの高台から北摂、京都、大阪市街、大阪湾、阪神間の風景が一望です。北に京都比叡山、東に生駒、葛城、金剛の山々を望み、あべのハルカスや京セラドームが光っています。

展望台より大阪市街地を見る

 展望台背後の小山には大阪城築城の石垣用に切り出された岩石が転がっています。主に鍋島藩の担当でその刻印を見ることができます。展葉フェノロジー調査地を通ります。3月から6月にかけて葉の展開状況を記録、地球温暖化など地球気候変動との相関性を10年かけて調べます。甲山では11種の樹木について約10個体、合わせて110ポイントの展葉状況を毎週おこなっています。

大阪城築城の岩石(矢穴と鍋島藩の刻印あり)

展葉フェノロジ―調査対象のカナメモチ

  彫刻の道からシンボルゾーンを経て、屋外ステージで花見をしながらお昼としました。

彫刻の道で

 午後は神呪寺を経て北山ダムまで歩きました。標高230mのダム湖は北風が強く、公園で昼食をとってよかったです。サクラは満開ですがまだつぼみがあります。

神呪寺山門

北山ダム

北山ダムで


 北山ダムから夙川へはダム湖から流れ出す水分谷川を下る予定でしたが、山道であり、ご老体の方もいるのでバスで銀水橋(越木岩神社北バス停)行くことにしました。銀水橋から夙川を下っていきます。道のり約2kmですが、苦楽園口から夙川駅の間は花見客で賑わっていました。


桜満開の夙川堤

花見客でにぎわう夙川公園


 4月初頭は例年期首会議が設定され、桜を楽しむことはできませんでしたが、今日は会場が確保できなかったおかげでラッキーにもお花見となりました。風が冷たかったものの午後からは気温も上がり、一日満開の桜を楽しむことができました。お疲れ様でした。



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