観察会記録(2016年 1月度)

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金剛山樹氷観察登山

観察日:平成28年1月8日(金)  時間:8時45分〜15時20分  天候:曇り一時雪

コース金剛山登山口〜千早配水場〜(ツツジオ谷)腰折れ滝〜二の滝〜国見城址〜転法輪寺〜香南荘(昼食)

      〜久留野峠(ダイトレ)〜金剛山ロープウェイバス停前

参加者:14名

コースタイム:河内長野駅(8:57 バス発)→金剛山登山口(9:28着 準備体操後9:50出発)→腰折滝(10:20)

      二の滝(10:50)→国見城址(11:35 記念撮影)→香楠荘(12:35 昼食・13:10同発)→久留野峠(13:40)

      金剛山ロープウェイ前バス停(14:1714:44同発)→河内長野駅(15:20) 解散

<観察会概要>

河内長野駅にて全員集合後、バスに乗車、参加者14名の内ツツジオ谷から山頂に登る12名は登山口にて下車、登山口でラジオ体操をした後出発した。本日は雪と樹氷・氷瀑観察を求めてツツジオ谷コースを登る。千早本道とは反対に暫く歩き、ツツジオ谷コースの進入路は千早配水場を過ぎて直ぐ右側だったが、標識はガードレールにマジックで手書きされた落書きの様な文字のみ、初めての人であれば見落としそうな頼りないものであった。

進入路から10数分登ると腰折滝が見えてきた。道は岩場になり、ロープが備えつけているところもあり、滑らない様注意が必要な道を歩く。丸太の橋を渡り、いくつかの砂防ダムを超え、30分ほど登り、二ノ滝が見えてきた。例年だとこの滝は氷瀑となっているが、今年は暖冬で雪もなく氷瀑も全く見られなかった。更にきつい登り道を登り、旧道と尾根道にでる道との分岐点に到着。ここで一休みし、尾根道にでる最後の急坂を15分ほど登り尾根道にでた。ここでも例年であれば綺麗な樹氷が観察できるが、今年は全くない。尾根道を山頂に向かって歩き、六地蔵を経由して国見城址の広場に到着。ここでロープウェイにて登った2名と合流して、全員が揃ったので記念写真を撮影した。

転法輪寺を参拝した後、葛城神社の参拝はパスし、途中パンで野鳥をおびきだそうとしたが、残念ながらエサ場には現れなかった。香楠荘で温かいそば、うどん等の昼食を摂る。

 昼食中、外は雪が降り始め、たちまち道は白くなったが、出発して暫くすると止んだ。

 下りはキャンブ場を通りすぎ、念仏坂の手前ダイヤモンドトレイルの道を久留野峠経由でロープウェイ前バス停までを歩いた。少しだけ雪道を体験、香楠荘から1時間ほどでバス停に到着。1444分発河内長野駅行きのバスに乗車、河内長野駅にて解散した。

本日は雪と樹氷・氷瀑観察が目的でしたが、全く観察できなかったのが本当に残念でしたが、年初の活動としては皆さん元気で事故なく無事に終了でき、楽しい一日を過ごすことができ、良かったと思います。

歩行距離は約9.7qでした。皆さんご苦労様でした。

 

本日の足跡図・・ツツジオ谷は岩場、滝、川の渡渉、急登ありと変化を楽しめるコースでした。
準備体操(いつものラヂオ体操) ツツジオ谷への進入路

腰折滝 

岩場をロープ伝いに歩く。丸木橋を慎重に

渡り、正面の岩を登る。

右に二ノ滝を見ながら登る。    二ノ滝
尾根道までの急登







尾根道にでる手前にミヤマシキミの群生が綺麗な実を沢山つけていました。

六地蔵から国見城址広場・転法輪寺

葛城神社の裏道から香楠荘へ。途中のブナ林にて野鳥を呼ぼうとしたが失敗

 

ダイトレ道を久留野峠へ下る。

昼食時に降った雪がうっすらと

白くなっていました。

久留野峠からロープウェイ前バス停へ