観察会記録(2016年 9月度)

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大江山登山と元伊勢参拝見学会

観察日:平成28 年9月30日(金)  時間:7:45(難波)〜18:00(梅田)  天候:晴れ・時々曇り

参加者:17名

コースタイムとタイム
       7:45 難波→8:00 梅田→舞鶴若狭自動車道→綾部宮津道路→舞鶴大江→10:50 鬼嶽稲荷神社⇔11:05 不動の滝
    →大江山登山口(千丈ヶ嶽)→12:00‐12:40 山頂・昼食→鬼嶽稲荷神社→14:30元伊勢内宮→15:00 天岩戸神社
    →15:20 元伊勢駐車場→18:00 梅田→難波
「観察会概要」

 前日の雨から天気に恵まれ、鬼伝説で有名な大江山に向かって自動車道を走る。大江山への車道を走ると、広場に鬼や大きな鬼瓦が出迎えてくれた。この地は丹後天橋立大江山国定公園である。鬼嶽稲荷神社手前の駐車場で下車し舗装道路を登る途中に小雨が降る。道路には栗の実が沢山落ちているが中身はない又、赤鬼が歓迎していた。10 分位で神社に到着する。雨も上がる。神社前からの雲海は撮影スポットで有名で良い写真が説明書きにあった。100.m先の見事なブナ林の中にある小さな不動の滝を観察する。神社に戻り大江山登山口から山頂に登る。大江山登道は千丈ヶ嶽と併記されていた。理由は大江山連峰と呼び大江山は無く最高峰の千丈ヶ嶽(832.)が通称大江山と呼ばれている。山頂までの距離1100m.のブナ・栗などの落葉広葉樹林を歩く。途中で鹿2 頭に出くわし40 分程度で山頂に到着する。山頂は広場で360°の眺望が素晴らしく三岳・丹波高地山々や若狭湾や丹後半島が眺望できた。

「大江山の鬼退治伝説」

 古代この地は大陸文化を取り入れ独自の優れた古代文化を持っていた。時の政権が鉱山技術などを取る為、兵を派遣し地域を支配下に置いた。自分達を正当化するため鬼退治伝説を作った説や、帰化人が山賊化して非道を行ったので鬼と呼ばれた説がある。大江山には3 つの鬼退治伝説があり古事記によれば崇神天皇の弟や聖徳太子の弟が鬼退治した話や平安時代に活躍した有名な源頼光の酒呑童子の話がある。
駐車場からの上り 鬼嶽稲荷神社
神社よりの山々 不動の滝周辺のブナ林 大江山登山口
整備された登山道 リョウブ
丹波高地山々 大江山連峰(赤石ヶ岳・鳩ヶ峰・鍋塚) 若狭湾・丹後半島
 下山し次の目的地、元伊勢内宮へ向う。2000 年以上もの歴史があり元伊勢伝承地。御祭神は天照大御神である。神社の駐車から神社に入ると長い階段があり、抜けると厳かな内宮への参道を進み、威厳のある内宮に到着する。宮の横には樹齢2 千年で樹高30m.幹回り7mの「龍燈の杉」の巨木がある。本殿は木桁奥行3 間梁2 間の神明茅葺内削き千木を持ち鰹木を置く。本殿を囲む様に末社83 社がある。近畿の主だった神社や神奈川の寒川神社など全国の有名な神社があり、元伊勢内宮の威光を伺う事が感られる。天岩戸神社へ向かう途中、岩戸山(城山)を望む拝殿所がある。更に進むと案内板があり、石段を下りると、巨石の上に天岩神社本殿が鎮座していた。


「元伊勢3 社」

 10 代・崇神天皇6 年から鎮座地を求め各地を転々とした。垂仁天皇25 年に伊勢に落ち着くが、その間の4 年間にこの地で鎮座した。各地でも元伊勢が伝えられている。 皇大神宮(伊勢神宮内宮)の本宮との伝承から元伊勢皇大神宮又は、元伊勢内宮と称されている。大江地域では当社を含め3 社がある。皇大神社・豊受大神社(外宮)天岩戸神社(奥宮)の伝承がある。
元伊勢内宮 内宮本殿 内宮の建物
岩戸山を望む拝殿所 天岩戸神社 そばの花(駐車場前)
大江山山頂(832.)記念 皇大神宮(元伊勢内宮)参拝
不動の滝&不動尊 龍燈の杉 大江山歩行5.6k. 元伊勢2.7k.
その他の出会い
トチの実 山で出会った鹿君 センブリ花(大江山山頂付近)