淀川十三干潟 親子ネイチャースクール

      年月日・時間 平成20730日(水) 10:0012:00  (集合9:00〜解散12:30)

主催    大阪市淀川区役所

テーマ   親子で干潟の水辺体験、水生生物観察で自然の素晴らしさを実感してもらう

行事の概要  ・淀川と干潟の生物の説明、安全の約束

・干潟で水生生物の採取・観察

・投網の実演・魚類の採取

・水生生物の同定と干潟環境の評価

留意したこと  ・事前に水槽に水を入れておいた。(潮がひくとキレイな水確保が困難)

・同定用の澄んだ水を魚類などとは別の容器に取っておいた。

・変わった種は、別の容器に入れて大切に扱う。

・気温上昇に備えて、採取時も水生生物のためにエアポンプを使うことにした。

水生生物科参加した人

上田、市村、菊池、木村、林、宮脇、山本、渡辺、浜嶋  9

当日の状況

*参加者数: 子ども40人 大人30(淀川区役所広報で募集、抽選で選ばれた人々)

*区役所職員 4人 運営スタッフ10人 淀川河川レンジャー1人 シニア自然大学2

*天候: 晴   10時現在  気温31.4℃  水温30.2度  DO 4.01mg/L(53.5%)

*採取生物  スズキ、ボラ、メナダ、ヨシノボリ、アベハゼ、マハゼ、ヌマチチブ、ブラックバス、ウナギ、テナガエビ、ミナミヌマエビ、ミゾレヌマエビ、

アシハラガニ、ヤマトオサガニ、クロベンケイガニ、アメンボ、コウロエンカワヒバリガイ、ヤマトシジミ、他 (18種以上)     テナガエビが沢山とれたのが特記事項

子どもたちの反応 

 ・カニは逃げ足が速いので捕まえられなかった。捕まえたかったのに。

・カニのエサは何をやったらいいの?   カニはどうして泡を吹くの?

・ボラを飼いたいがどうしたらよいか?  このウナギも食べられるの?

・カニも食べられるの?

・泥の中で足がなかなか抜けなかったけれど、面白かった。

・泥の中にミミズみたいなのがいたが、他にどんなものが棲んでいるの?

保護者の反応  

 ・小学生二人と参加したが、私の方がシジミ取りに夢中になってしまった。

・近くでこんなに楽しく遊べる水辺はすばらしい。大切に残していかなくては・・・。

・今日は抽選で運良く参加できたが、こんな機会が沢山あるといいと思った。

水生生物科としてのまとめ

・水生生物を観察終了まで、元気に確保できた。留意事項を忠実に実行したため。

・科員がそれぞれの役割を果たすことで、スムースな進行が出来た。

・子どもたちが熱心に話しを聞いてくれ、質問が沢山あった。手ごたえを感じた。

・運営スタッフボランティアの方たちが、非常に協力的で心配りしていただいたので助かった。

・暑い中で、事故なくイベント支援が出来たことに安堵した。

・所期の目的を達成できたと判断する。

イベントに関する資料  「干潟の水生生物紹介パンフ」を配布した。

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