水生生物科イベント支援実施記録 

淀川の自然を楽しむ会         作成:819日 浜嶋

実施日  2008817()    10001500(水生生物科11001500)

テーマ   「干潟で楽しもう」 

主催    国土交通省・河川環境管理財団                     5

協力    シニア自然大学     淀川の自然を楽しむ会プロジェクト    20

       水生生物科  8(山本、林、渡辺、市村、高橋、秋田、宮脇、浜嶋)

講師    横山達也先生(大阪市柴島浄水場  水道記念館課長)

内容    淀川の水生生物全般の解説と採集した生物の同定・解説

参加者数   一般市民公募による参加   113名 (内 小学生以下 約25)

実施状況  ・イベント開始前に水生生物科員は、水生生物を予め採取した

      ・十三干潟についての概要と干潟観察の注意事項説明

      ・参加者は小型のクマデ、タモアミで、シジミ取り・魚捕りで楽しんだ

・水生生物科員は魚捕り指導、投網の実演などで支援した

・採取した干潟の水生生物を同定して、特徴などの説明を加えた。(川の情報誌、佐々木、岡崎、越田)

・身近に残された自然環境を残していく大切さを訴えて、締めくくった。

・横山先生より、今回の採取した水生生物種や干潟の状況などを加えた講評があった。

・雑誌「よしぶえ」の取材があり、3名の記者が参加。インタビューを受けた。

参加者の感想 (参加動機も含めて)

     ・小学生2名連れお父さん  これで3回目、最初の年、テナガエビをもらって育てた。2年生きた。

     ・守口市でパドの広告を見て申し込んだ。こんなにすばらしい干潟があるとは思わなかった。

     ・どうして靴脱いだ?  裸足の女の子「砂地の上が気持ちいいから」

     ・区役所広報で見た。地元なので、一度は参加したいと思っていた。

     ・「わたし3回目、インターネットで待ち受けていた。最初にシジミがおいしかったから。」

     ・楽しむ会からダイレクトメールをいただいた。昨年楽しかったから。期待通りだった。

     ・楽しむ会役員の奥さんから奨められた。しじみがこんなに取れて楽しい。

     4人そろっての投網実演がすばらしかった。私もやってみたい。

     ・大きいボラや沢山のテナガエビなど、初めて身近に見た。カニもきれいだった。

水生生物科の評価・反省

     ・器材搬送マイカーが入門ゲートで立ち往生し、時間ロスとイライラ。(事業部が入門ゲート間違い)

     ・次回は、本部設営は観察ポイントに近い場所を要望したい。(移動・水汲みが不自由)

     ・干潮2.5時間前準備で、魚種・個体数確保できた。

     ・氷ペットポトルで、元気な魚を展示できた。長時間では、途中補充も必要だ。

     ・一般参加者の割合が高くなっており、小学生も多くなっている。継続の成果と言える。

     ・水槽のフタは飛び出し防止には必需品、忘れないように。

     ・財団および運営スタッフの方たちが、非常に協力的で心配りしていただいたので助かった。

     ・暑い中で、事故なくイベント支援が出来たことが何よりも良かった。

当日の状況    晴れ、気温351℃、干潮時間1321

*採取生物  スズキ、ボラ、メナダ、シマイサキ、キチヌ(キビレ)サッパ(ママカリ)ヨシノボリ、

アベハゼ、マハゼ、ウロハゼ、ウナギ、テナガエビ、アシハラガニ、アカテガニ、クロベンケイガニ、

コウロエンカワヒバリガイ、ヤマトシジミ、クサガメ   他                以上

 

 

           淀川の自然を楽しむ会スナップ写真          撮影: 高橋剛  

 

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