観察会記録(2018年 8月度)
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六個山・教学の森観察会

観察日: 平成30年8月31日(金)   時間:10時(箕面駅)〜14時30分    天候:曇り後晴れ

コース& :     10:00阪急箕面→新稲2丁目→10:40青少年教学の森野外活動センター西尾根コース登山口
コースタイム    →12:00六個山・ (12:00〜12:30六個山昼食) →12:45東尾根→13:00展望場所
           →13:30こもれびコース/桜谷コース→14:15桜広場→14:35箕面駅 <歩行距離7km>

参加者 : 15名
「観察会概要」

 六個山(ろっかさん)は箕面西部に位置する標高 395 mの山で山頂広場には二等三角点がある。六個山は江戸時代幕府の直轄領でそ管理を6の村に任せたことから六個山と呼ばれる由来になっているが、 正式には松尾山である。
  出発し住宅街を進んでいると、猛暑の中ではあるがイチョウの木に緑の銀杏が鈴なりであった。 出発時には雨雲が覆っていて、にわか雨にかかるかと心配していたが、進むにつれ天気が回復してきた。
 野外 活動 センターの標識を右折すると 、草木の畑が左右にあり特にケイトウの赤が鮮やかであ った。センターの門を通り暫らく進むと六個山へ山道を登る。 コナラやアカマツなどの林を進む。数か所にナラ枯れ観察木の表示やナラ枯れ被害木の伐採、くん蒸処理中でビニール等に触れない様に説明と注意が木に架けてあった。足元も良く、リョウブなど木の名称があり勉強になる。西尾根コース登山口の標識を進み、六個山標識を更に進むとそれまでに増し、アカマツの松ぼっくりが道一面に落ちていた。
 六個山頂は広く大阪平野が展望できるが、 視界が悪くあまり見えない。東尾根の標識を下りる。道は整備されているが、所々で細い木の倒木が散見される。 展望場所では大阪市内が眺望できアベノハルカスも見える。 山道で蝉がよく鳴いてる、又 ドングリが沢山落ちているが、犯人は チョッキリ虫 ・・・桜谷コースに入る手前では昨年の台風21号による大きな木の倒木が目立つ。この場所だけでなく箕面のハイキングコースでもいまだに通行止めになって整備中ある。自然の回復の表示があり、山火事や伐採された跡地でも比較的短い期間で回復する内容である。回復状況を見ながら出発点に帰ってきた。
 感想、今回のコースは自然豊かで歩き易く、森林浴にもなり、いい汗を流した。
イチョウの実 地蔵尊
野外活動センター入口 六個山登山口
ナラ枯れ観察木 ナラ枯れ被害木の伐採・くん蒸処理中
西尾根コース 東尾根コース 歩き易い山道
桜谷コース 自然の回復と回復林
ドングリ落下 チョッキリ虫 下山道にてタマムシ翅
六個山山頂 展望場所
展望場所から箕面?奥は大阪市内(ハルカス) 巨木の倒木
コース足跡図(7km)

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