観察会記録(2020年7月度)
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奈良県:大台ケ原・日出ケ岳登山

観察会 : 2020(令和2年)年7月31日(金)   時間 : 11時間

天 候 : 曇り時々晴

コース : 大台ケ原駐車場→日出ケ岳登山→正木ケ原→尾鷲辻→大台ケ原駐車場→入之波温泉(入浴)

コース・タイム :
     7:30難波発→10:25大台ケ原駐車場→11:35日出ケ岳山頂→(昼食)→13:00正木ケ原→13:25尾鷲辻
     →14:00大台ケ原駐車場→15:15入之波温泉山鳩の湯→(入浴)→18:40梅田着 解散

参加者 : 13名
「観察会概要」

活動再開後初めての観察会は日帰りバスでの大台ケ原・日出が岳登山です。残念ながら参加者が13 名と少なくなりました。
参加者全員集合後に出発し、途中道の駅「杉の湯川上」にてトイレ休憩。約3 時間で大台ケ原駐車場に到着。広い駐車場は車はまばらで登山者はあまりいないようでした。
トイレをすまし、ラジオ体操で準備運動後、日出が岳に向け出発した。
両側一面はササに覆われた緩やかな登りの登山道です。登山道脇の所々には大台ケ原の動植物や森の現状などの説明板が設置されており、これらを読みながらゆっくりと進んだ。大台のササはミヤコザサで、最初に京都の比叡山で発見されたのが名の由来とか。
40 分程度で日出ケ岳と正木ケ原への分岐点にある展望デッキに到着した。ここで休憩。天気の条件が良い日には富士山も見ることができるとの説明が書かれていた。?
展望デッキから日出ケ岳に向かう。ここからは少し急な階段道です。本日最大の難関かな?
予定より少し早く山頂に到着。ここで昼食を摂った。
日出ケ岳山頂にある 展望台からは 360 ℃の景色が一望できる。大峰山系の写真が設置されていた。しかし残念ながら雲が広がり 、よく確認できず残念でした。右の写真は山頂から正木ケ原方向を撮影したものです。
ガスがかった山頂にて集合写真を撮影し た。 予定より早かったこと、 少し歩き足りないなとの皆さんのご意見があり、正木峠、正木ケ原、 尾鷲辻を回り、駐車場に戻るコースを歩くことにした。下の写真はシロ ヤシオ (ゴヨウツジ )とブナです。
正木峠へは整備された木道を歩きます。道の両側はシロヤシオが多く、トンネルの様なところもあった 。6月上旬頃白い花が満開となり、多くの人が訪れます 。正木峠から正木ケ原に下ると 、立ち枯れした木が林立する景色が見られた。ミヤコザサと鹿の増加が原因で森林の衰退が進んでいるとの説明板があった。
尾鷲辻から駐車場に戻る途中、カワチブシ 、バイケソウの花が見られた 。カワチブシとはトリカブの一種で、金剛山で初めて発見されたことに因むとのことです。
良く整備 された平坦な歩き易い道を暫く歩き、14 時に駐車場に戻ってきました。
本日は曇り時々晴れの天気で、さすがに山の上はあまり暑くなく、すっき りと 晴れた景色は楽しめなかったものの、気持ち良く歩くことができたと考えます 。本日歩いたコース右図で歩行距離約6qでした。 トイレ休憩後バスに乗車、1時間ほどで、 川上村の大迫 ダム湖畔にある入之波 (しおのは )温泉山鳩の湯に到着。ここで入浴し汗を流した 。入浴後、事故渋滞があり少し予定の時間より遅くなったが、活動再開後初めての観察会は無事終了できました。 ご参加の皆様のご協力に感謝いたします。

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