宿泊研修会記録(2020年10月度)
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愛媛県:石鎚山登山

観察会 : 2020(令和2年)年10月1日(木)〜2日(金)   時間 : 10/1/7:45〜10/2/22:30

天 候 : 両日とも晴

コース : 1日目 大阪→石鎚神社口之宮本社→前神寺→石鎚登山ロープウェイ→石鎚神社中宮成就社→白石旅館

       2日目 白石旅館→神門→八丁→試しの鎖→夜明峠→一の鎖→二の鎖→三の鎖→石鎚山弥山→成就→
           石鎚登山ロープウェイ→大阪

コース・タイム :
        1日目 7:45近鉄難波駅前→8:00西梅田→13:20→石鎚神社口之宮本社→14:00前神寺→
           15:05石鎚登山ロープウェイ下谷駅→山頂成就駅駅→16:00石鎚神社中宮成就社内白石旅館

       2日目 7:30神門→7:50八丁→9:00試しの鎖→9:50夜明峠→12:10石鎚山弥山(昼食)→14:20出発
           →17:20石鎚登山ロープウェイ下谷駅→22:15大阪駅→22:30難波

参加者 : 15名
 今年の宿泊研修会は愛媛県石鎚山に登った。標高 1982mで、日本百名山、日本七霊山(富士山、立山、白山、大峰山、釈迦が岳(奈良)、大山、石鎚山)の一つで山自体が神と崇められている神聖な山です。富士山を始め、日本各地の霊山をひらいた「修験道祖」である役行者によって1300年前に開山されたと伝えらている。
 近鉄難波駅前を7時45 分、西梅田を8時に出発。淡路島ハイウェイオアシスと府中PAで休憩を取って12時20分頃西条市の昼食場所「りんりんパーク」に着く。今回の旅行にはGoToトラベルキャンペーンが利用でき、旅行代金の割引の他1名あたり3000円の地域共通クーポンの支給を受けることが出来た。これを昼食代と土産に充てた。
 13時「りんりんパーク」を出発。13時20分石鎚神社口之宮本社に到着・参拝を済ます。
 石鎚神社は石鎚山を神体とする社で麓の口之宮本社、山腹の中宮成就社、山頂社の他に今回は通らない土小屋遥拝殿 4社の総称である。合格祈願や家内安全祈願の参拝者が多い。


 石鎚神社を出発してすぐ近くの四国八十八箇所64番札所「前神寺」に参拝。着いてすぐ目を引くのは真っ赤に咲いたヒガンバナ。
 前神寺は真言宗石鉄派総本山の寺院で修験道の根本道場として栄えてきたが明治の神仏分離で廃寺となった。 跡地には石鎚神社が建立された。1889 年(明治22年)現在地で復興した。本尊は阿弥陀如来。ご真言は「おん あみりた ていぜい からうん」
 15時前に石鎚登山ロープウェイ下谷駅に着く。ロープウェイは8分程で山上の成就駅に着いた。
 そこから20分程歩くと石鎚神社中宮成就社に着く。今夜の宿は社内にある「白石旅館」入浴後18 時より夕食・懇親会。今年はコロナ禍にあって例年に比べ控え目。




 2日は快晴・ 6時30分朝食。昼弁当を受け取り準備体操を終え遥拝所で登山の安全を祈願。
遥拝所 遥拝所から見た石鎚山 役行者像




 神門前で登山届を出し集合写真を撮って7時30分14名で登山開始。(1名は成就で待機)







 神門を出て八丁までの約 1Kmは緩やかな下り坂。



   ここを過ぎ1時間ほど進むと試しの鎖(74m)がある。
 10名程の人がこれに挑戦し全員無事クリアした。



 前社ヶ森小屋で小休止。




 夜明峠(上の写真)を過ぎて30分程進むと一の鎖(33m)、二の鎖(65m)三の鎖(68m)と続く。
 
 参加者の大半の人が4ヶ所全ての鎖場を登り切り、
森林文化科面々の健脚ぶり見せつけられました。
すべてを登った方々はさぞ達成感・満足を味われ
たことでしょう。(筋肉痛も)








 登山道にはリンドウの花が
 多かった。
 三の鎖を登り切った所が石鎚神社頂上である。それぞれの鎖場に迂回路が設けられており、行く人も多い。迂回路は普通の登山道である。





 12時10分頃全員が揃ったので昼食を摂る。昼食後集合写真撮って12時40分下山開始。

  膝を痛めた方が出て下山に時間が掛かりましたが最終のロープウェイには間合い、22時30分頃には無事大阪に到着しました。
 皆様お疲れ様でした。
 左 天狗岳





               
             右 山頂からの眺め
 二日間の歩行距離は11kmでした。

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