観察会記録(2021年7月度)
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当尾の里石仏巡りハイキング

観察会 : 2021(令和3年)年7月30日(金)   時間 : 10時05分〜15時00分

天 候 : 晴

コース :  JR加茂駅→岩船寺→当尾の里散策→あ志び乃店(昼食)→浄瑠璃寺→当尾の里散策→
       加茂山の家バス停→JR加茂駅

コース・タイム :
       JR加茂駅(10:14)→岩船寺(10:35)→三体地蔵(11:25)→弥勒の辻(11:30)→
      わらい仏(11:45)→からすの壺二尊(11:55)→あたご灯籠(12:00)→
      藪の中三尊磨崖仏(12:05)→あ志び乃店(12:15〜12:55 昼食)→浄瑠璃寺(13:00)
      →首切地蔵(13:50)→大門石仏群(13:55)→大門の仏谷(14:10)→
      加茂山の家バス停(14:20)

参加者 : 19名
【観察会の概要】

 今月の観察会は京都府木津川市加茂町の当尾の里に石仏巡りのハイキングに出かけた。 当尾の里は、古くから僧侶の修行の地として知られている所です。 JR加茂駅からコミュニティバスに乗り岩船寺で下車。リーダーが案内板を示しながら本日の予定コースを説明の後、早速岩船寺に参拝する。
岩船寺本堂と三重塔

本堂で15分程、寺の歴史、本尊阿弥陀如来坐像等の仏像の説明を聞いた後、境内の散策。11:20頃から石仏の道コースの散策。
 三体地蔵

 道沿いの大きな岩肌に小さな三体の
 地蔵さんが彫られている
   弥勒の辻磨崖仏

 大きな岩に仏様が彫られているが、
 姿はよく見えない
 わらい仏
 
 微笑みをたたえた仏様が彫られて
 いる。傍らに頭以外土に埋もれた
  「ねむり仏」がある
 カラスの壷二尊

 道の分岐点で「からすのつぼ」と
 呼ばれている所。阿弥陀像の側面
 には地蔵菩薩が彫られている
     あたご灯籠

 三叉路に建つ変わり灯篭、愛宕神は
 火の神様を司っている
 藪の中三尊磨崖仏

 藪の中の岩の正面に地蔵菩薩と
 十一面観音、左に阿弥陀像が
 彫ら れている
浄瑠璃寺への参道の中ほどにある
食堂「あ志 び乃店」で昼食。
とろろ定食を美味しく戴きました。

13:00 浄瑠璃寺拝観
僧侶より寺の歴史、境内の配置、本堂と九体の阿弥陀仏等について詳しく説明をして頂きました。


      境内東側の三重塔の→
      前で集合写真を撮る
 首切地蔵

 首のくびれが深く切れて見えるため、
 また処刑場にあったからとも言われ
 ています
 大門石仏群

 竹藪の中、細い山道にあった石仏群を
 集めて安置しなおしたもの
 大門の仏谷

 当尾で最大の摩崖仏。阿弥陀如来、
 弥勒如来、釈迦如来かなど諸説あ
 り、まだ確定していない
 7月30日の京都府南部の最高気温は35度と猛暑の一日でしたが、ハイキングコースは日影が多くそれ程暑くは感じませんでした。また8月2日から大阪は緊急事態宣言が発出されますが、その前に行けて良かった。
 当日の歩行距離は5.5Kmでした。 14:41発のバスでJR加茂駅に向かう。

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