天王山周辺森林整備作業

2021年4月2日

  • 活動時間:10時~14時30分
  • 天候:晴ときどき曇り
  • 参加者:17名

本日の作業予定

  • 竹林②上の周囲の柵の支柱代わりにしている高桿の竹を2m程度の高さで切る。(高桿のままでは台風の強風でなぎ倒される恐れがあるから。)
  • 竹林②上の周囲の柵へのネット掛け施工。
  • タケノコの採取と竹林②上内の登坂路の整備。
  • 笹状タケの刈り取り。竹林②上の景観作りに不要なクサギ、クスノキなどの雑木の除去。 竹林②上は竹藪を切り開いて以後、ヤブツバキが大きくなって花をつけている。今後サクラ、ツバキ、カエデなどの鑑賞木と コナラなどのブナ科落葉樹が育つ美しいエリアとして整備いくのが目標。

作業結果

  • 南側の高桿の竹を倒す方向にロープで引っ張っておいて、脚立で足場を作り慎重に鋸で切った。 大きく裂けることなく狙い通りに切ることができた。午前午後をかけて全11本切り終えた。 次回は北側(上辺)の竹を切る予定。
  • 残っていた西側の柵へのネット掛けが終わり、竹林②上全体を竹の柵とネットで囲い終えた。 これでイノシシは防げないまでもシカの侵入は防げるようになったのではないかと期待している。
  • タケノコの状況:竹の皆伐の結果として竹林①ではほとんど出ていなかった。竹林②上でも昨年より かなり減ったという印象を受けた。
    登坂路の整備:急斜面に対し、迂回と段刻みの工法で施工し安全に登り降りできるようになった。
  • 竹林②上の 雑木と笹状タケの除去が進んだ。竹林①ではタケノコは出なくなっているが、 笹状タケは依然として生えており地下茎が生きていることを示している。これからも根気強く刈り続ける必要がある。

作業状況

高位置での竹桿切り
高位置での竹桿切り
倒す方向にロープをかける
脚立にのっての鋸作業
脚立にのっての鋸作業
安全確保に注力
ネットの上方で切りそろえた
ネットの上方で切りそろえた
柵の隙間をなくすためにネット掛け
柵の隙間をなくすためにネット掛け
急勾配の登坂路に階段を設ける
急勾配の登坂路に階段を設ける
できあがった階段
できあがった階段

竹林①の状況

竹林①
竹林①
竹林①はほぼ常緑広葉樹林化してきている
竹林①はほぼ常緑広葉樹林化
してきている
竹林①のコバノガマズミ
竹林①のコバノガマズミ
 
竹林①で見つかったタケノコ
竹林①で見つかったタケノコはこの1本だけだが、笹状の竹は依然として多い。
実生のサクラ
竹林①のネット囲いのなかで実生のサクラが2本あり、
その内1本は樹高約3.5mにまで育っている。
別の1本は樹高約2m。

2021年10月22日

  • 活動時間:10時~14時30分
  • 天候:晴ときどき曇り
  • 参加者:17名

本日の作業予定

  • 竹林②エリア内は一面クサギ等で覆われており、まず不要な草木、ササ等の除去を行う。
  • 引き続き同エリアの棚積み竹の撤去、整理(隣の竹林に移す)
  • 鹿よけ柵、ネットの補強

作業状況

午前

竹林②に移動したところ、一面藪状態であった。これが半年、活動できなかった結果の姿。全員で、不要草木の 除伐処理にあたる。たくさんのクサギ、ナンキンハゼのほか、トゲのある草が絡む大変な作業であった。 とりあえずエリア内の下段部分を処理した。

  南側入口付近から上を見た状態

作業前
作業前
作業後
作業後

  南側入口付近の左側の状態

作業前
作業前
作業後
作業後

  南側入口付近から見た右側の状態

作業前
作業前
作業後
作業後
午後

午後からは、棚積み竹の撤去、整理、鹿よけ柵、ネットの補強の作業を実施する。

下段の棚積み竹から作業を開始
下段の棚積み竹から作業を開始
続いて上段の棚積み竹を撤去
続いて上段の棚積み竹を撤去

  東側の柵とネットの補強作業

竹林①はほぼ常緑広葉樹林化してきている
竹林①のコバノガマズミ

  また南側入口の左側のネットも補強、整理を行った。

作業結果

  • エリアの下部はクサギ等の処理はほとんど終わる。上下の移動には大きな影響はないが、上部の方で クサギ等はまだ残っている。
  • 棚積み竹の撤去は、引き続き作業が必要。
  • 鹿除け柵、ネットも、引き続き作業が必要。

2月に植え付けしたサクラ苗木の状況

上段の左側のサクラ(№1)
上段の左側のサクラ(№1)
上段の中間のサクラ(№2)
上段の中間のサクラ(№2)
竹林①のコバノガマズミ
上段の右側のサクラ(№3)
竹林①のコバノガマズミ
下段のサクラ(№4)

写真からは分かりにくいが、上段の3本はネットの上を越え、成長している。下段のサクラ(№4)は成長が遅い感じだが、 皆元気。少し、葉は色が変わりつつある。
(№4は夏の間にカイガラムシが大量についていた。ブラシで落としてベニカXファインを2度散布している。カイガラムシが ついたので成長が遅いのか、樹勢が弱いのでカイガラムシがついたのかは不明)


2021年11月12日

  • 活動時間:9時45分~14時30分
  • 天候:晴
  • 参加者:16名

本日の作業予定

  1. 前回に引き続きクサギ・笹状竹などの除去
  2. 高棹竹の伐採
  3. 鹿避柵のネットの補修
  4. 棚積み竹の除去

作業結果

竹林②に移動後、午前、午後とも1.~3.の作業を行った。4.は今回時間がなく行わず。

  • 1.は、かなり進んだ。さらに継続必要。
  • 2.は、ハイキング道沿いの3本残すのみ。下の入り口周辺は完了。
  • 柵の補修は進んだが時間がかかり引続き次回以降も要作業。

作業状況

クサギなどの除去作業
クサギなどの除去作業
作業後
作業後
高棹竹の伐採作業
高棹竹の伐採作業
伐採後(下の入り口周辺)
伐採後(下の入り口周辺)

  南側入口付近から見た右側の状態

鹿避柵の補修作業
鹿避柵の補修作業
作業道の補修
作業道の補修

2022年1月14日

  • 活動時間:9時45分~14時30分
  • 天候:晴れ時々雪
  • 参加者:14名

活動開始前の状況

1月6日昼に大山崎町役場中村氏からシカが防鹿ネットに引っかかって身動きできなくなっているので対処するとの電話連絡あり。 同日夕刻に猟友会の方がネットを切ってシカを解放した。
 シカはかなり来ているらしく、別の場所でもネットが破れたりロープが引きちぎられそうになっている箇所があった。 また柵囲い内のあちこちに新しいシカの糞があった。
 10時からの宝積寺駐車場でのラジオ体操・ミーティングの前に、大山崎町役場の新しい担当者にこれまでの経過などを簡単に説明し、こちらからお願いした項目に対する回答を頂いた。。

本日の作業予定

  1. 竹林1と竹林2の間から観音寺に向かう遊歩道の枯倒竹の整理
  2. ネットの補修
  3. ネット囲い内の笹状タケの刈り取り
  4. 午後余力があれば、棚積み竹の撤去移動

活動の様子と結果

おりからの冬型の気圧配置でうっすら雪化粧した中での活動となった。

クサギなどの除去作業
遊歩道の枯倒竹の整理
クサギなどの除去作業
ネットの補修
作業後
笹状タケの刈り取り
うっすら雪化粧
点描
うっすら雪化粧
棚積み竹の撤去移動

午後も午前の作業を継続し、今回は行わなかった。


 

2022年1月28日

  • 活動時間:9時45分~14時30分
  • 天候:曇り
  • 参加者:17名

本日の作業予定

  1. 鹿除け柵に残存する高桿の竹を2mほどの高位置で切る。(台風時に倒れることを防ぐため)
  2. 遊歩道周辺の枯倒竹の整理
  3. 竹林②の柵囲いの東側外、南側外の竹林の整理
  4. 主に竹林①で笹状竹および有棘植物の除去

    (来年度は広葉樹林化した竹林①の樹種調査の実施を考えている。)

  5. 竹林②柵囲い内の棚積み竹の搬出
  6. 柵、ネットの補修

活動の様子と結果

  • 遊歩道周辺の枯倒竹の整理はほぼ完了。東側外、南側外の竹林整理は徐々に進行。
  • 高桿竹の高位置切りは10数本の内、3本を残して完了。
  • 竹林②の柵囲いの東側外、南側外の竹林の整理
  • 竹林①内に笹状竹はあまり多くはなかったが、見つけ次第刈り取った。
  • 棚積み竹の搬出は一定程度進んだが、まだかなり残っている。
  • シカ避けネットが複数箇所で破られており、シカの糞や樹木をかじった跡が見られる。 安価なネットで防ぎきれるか不安。竹柵の補強が必要だが、丈夫なネットの導入も考えていかねばならない。
遊歩道の整備
遊歩道の整備
切断対象の竹
切断対象の竹
ロープを掛ける
ロープを掛ける
当て口を作る
当て口を作る
追い口を切っていく
追い口を切っていく
節直上で切って仕上げ。 職人技!
節直上で切って仕上げ。 職人技!
棚積み竹(除去前)
棚積み竹(除去前)
リレーで搬出
リレーで搬出
除去後
除去後
動物に破られた竹林②上部出入り口のネット
動物に破られた竹林②上部出入り口のネット
このあと丈夫なネットに取り替えた。

 

2022年2月18日

  • 活動時間:9時45分~14時30分
  • 天候:曇り
  • 参加者:13名

本日の作業予定

  1. 鹿除け柵に残存する高桿の竹を2mほどの高位置で切る。(台風時に倒れることを防ぐため)
  2. 墓地周辺の枯倒竹の整理
  3. 竹林②の柵囲いの東側外の竹林の整理
  4. 竹林②柵囲い内の棚積み竹の搬出

活動の様子と結果

  • 竹林②柵囲いの高桿竹の高位置切りが全部完了し、柵内に残っていた高桿竹も切ったので、現時点でのタケ皆伐は達成した。
  • 柵東側外の枯倒竹の整理が一定程度進んだ。
  • 墓地内と神照院から墓地への参道に覆い被さるようになっていた枯倒竹の除去が完了しずいぶんすっきりした。今後、墓地後背の斜面の枯倒竹木や腐った棚積み竹の除去などもしてきれいにしていきたい。
  • シカ避けネットの新たな破損や新入の痕跡は見当たらなかった。
  • スイセンの球根を植えようという発案があり、そのための圃場を作った。植え付けは次回行う予定。
  • 午後も午前の作業の続きをしたので棚積み竹の除去はできなかった。
高桿竹伐採前
高桿竹伐採前
高桿竹伐採後
高桿竹伐採後
墓地や参道に覆い被さる枯倒竹
墓地や参道に覆い被さる枯倒竹
枯倒竹の除去作業
枯倒竹の除去作業
同左
同左
ロープを掛ける
当て口を作る
追い口を切っていく

かなりすっきりした。ひごろ騒がしい思いをされている仏様に喜んでいただければ何より・・・

スイセンの圃場。
スイセンの圃場。
来年の今頃には可憐な花が咲いているでしょう。
梅一輪 一輪ほどの暖かさ  宝積寺
梅一輪 一輪ほどの暖かさ  宝積寺
 

 

2022年3月4日

  • 活動時間:9時45分~14時30分
  • 天候:晴れのち曇り
  • 参加者:19名

本日の作業予定

  1. 墓地周辺の枯倒竹の整理
  2. 竹林②の柵囲いの東側外の竹林の整理
  3. 露出しているタケ地下茎の切断、笹状タケと有棘植物(クサイチゴ)駆除、スイセンの植え付け
  4. 竹林②柵囲い内の棚積み竹の搬出

活動の様子と結果

  • 枯倒竹の整理が進み、やっただけの甲斐があると実感。
  • 竹林②の棚積み竹の撤去移動は次回でほぼ完了する見通しがついてきた。
  • スイセンの花壇ができた。
大きな枯木
伐採中
伐採後

竹林②入り口付近に大きな枯木があり危険であったため、Mさんが先月18日と間の日の
二日かけて切り倒して下さいました。Mさんありがとうございました。

遊歩道から見た放置竹林
処理後

 遊歩道から見た竹林②東外側の放置竹林
朝の作業前の状態(写真左)から枯竹を処理して次第にすっきりしていった。(写真右)

クサイチゴ
クサイチゴ
クサイチゴく

冬でも元気なクサイチゴ。うっかり触るとこの棘が皮膚に入り込んで数週間痛みが続く。
果実は甘くてうまいのだが 我々の施業地からは駆除したい。(写真右はインターネットより)

スイセンの圃場。
植え付けたスイセン

Oさんがスイセンを持ってきて植えてくれました。来春が楽しみです。
Oさんありがとうございます。

スイセンの圃場。
 
植え付けたスイセン
冬を越したスミレ。
名残の寒椿
名残の寒椿
 
ミツマタ
ミツマタロードが見頃を迎えるのは
もう少し先のよう。