発表および講義
更新 2024.4.14
 *印は外部講師による講義
2023年度(R5)
月日 発表者 テーマ 内容
6/2 平山元哉 2022年度環境家計簿報告 発表資料PPTはONEDRIVE
6/7 *兵庫医科大学 夏秋優先生 「屋外で出会う害虫(ハチ・マダニなど)
7/21 高城光一 日本音楽
8/4 *京大防災研 飯尾能久先生 「地震はなぜ起きるのか?」
8/25 小林薫 「地球温暖化を巡る内外情勢と日本の課題」
9/1 *京都府立植物園 松谷先生 「源氏物語に登場する植物 その2」
9/22 梶木福枝 「食料と環境」
10/27 環境白書を読む
11/24 高城光一 「海洋マイクロチック問題を考える」
12/1  *産業技術総研 安藤尚功先生 「蓄電池の現状と今後の展望・・」
12/12 菊池光矩 「早朝ウォーキングと健康」
1/26 長谷川清満 「海水の淡水化」
2/2 *和歌山大学客員教授 和田武先生 「地球温暖化問題と自然エネルギー」
2/9 小林薫 「渦が森活動返上について」 研究部発表 資料PPTはONEDRIVE

2022年度(R4)

月 日 発表者 テーマ 内  容 
4/22 石橋美紀 中欧の世界遺産  レジュメ    発表資料はONEDRIVE にあり
加藤良徳  地熱発電について  発表資料
5/27 平山元哉
石橋美紀
2021環境家計簿報告  発表資料はONEDRIVE にあり
6/3 *高見邦雄
緑の地球ネットワーク
中国で砂漠化防止に取り組んで30年  発表資料
6/24 *高桑進
京都女子大名誉教授
京女の森をご存じですか  発表資料
8/26 長 俊次 揚水発電について  発表資料
9/2 *山崎哲生
大阪公立大学客員研究員
(大阪府立大学名誉教授)
レアメタルの現状と今後の展望  発表資料
9/16  高城光一  令和4年版環境白書を読む  環境白書を読む
内海 孝  消費ベース温室効果ガス排出量とライフスタイル(エコリサーチG)
須崎俊英   南西諸島(環境と健康G)
金山節男・ 梶木福枝  東日本大震災・原発事故ー福島第一原発汚染水問題(温暖化G)
 11/18 高城光一    行基の足跡と人間像に迫る  発表資料
12/2  *石崎雄一郎
ウータン・森と生活を考える会
 
 ボルネオの熱帯林破壊と私たちの消費生活とのつながり  発表資料
 2/3 *西田有宏
大阪市立大学元特任講師
 モズの不思議な習性はやにえに迫る  発表資料 追加資料
 2/17 金山節男
石橋美紀
長 俊次 
梶木福枝
小林 薫
平山元哉
(島  巌)
(服部宏也)
 地球温暖化グループ
 2022年度活動報告
 発表資料はONEDRIVE にあり
2/17   須崎俊英
沖本然生
加藤良徳
菊池光矩
(大野達男 )
(村山健一郎)
 環境と健康グループ
 2022年度活動報告
 発表資料はONEDRIVE にあり
2/17   内海 孝
高城光一
長谷川清満
樋口 修
 エコリサーチグループ
 2022年度活動報告
 活動概要
書籍「人新世の資本論」高城
水素エネルギー 長谷川
水道民営化 樋口

2021年度(R3) 

月 日 発表者 テーマ 内 容
6/25 *石崎雄一郎
ウータン・森と生活を考える会
ボルネオの熱帯林破壊と私たちの消費生活とのつながり 発表概要
平山元哉
石橋美紀
2020環境家計簿報告 発表概要
7/16 *山本忍 箸のはなし 間伐材や端材を有効活用するために国産割り箸の流通事業を展開している。割高な国産割り箸を流通させるために、箸袋を広告や情報媒体として利用するビジネスモデルを構築した。また樹齢800年の頼朝杉倒木から弥勒菩薩像を製作、残材を利用して関連商品を開発。配布資料として各種箸袋に入った箸、「割り箸はもったいない?」(ちくま新書)、パンフレットなど。70歳を過ぎてもエネルギッシュに活動する講師から元気を貰えた講演であった。
           資料抜粋     写真   
9/24 須崎俊英 渦ヶ森整備活動の過去の経緯と現状について  ・「六甲GB整備事業」参画に至ったいきさつ
 ・六甲SB HPの紹介 国土交通省近畿地方整備局 六甲砂防事務所 (mlit.go.jp)
 ・過去の「渦が森環境の森」整備経過
  手続き、実施要領、活動地の見直し(縮小)、 
  六甲SB HPに載せられた環境科の活動報告  六甲砂防 - みんなの森づくり|「森の世話人」活動紹介(シニア自然大学) (mlit.go.jp)
  「My Tree」の実施、植生調査の実施 など
 ・今後の渦が森整備の方向性提案
10/22      小林 薫 令和3年版環境白書を読む  
  
発表資料はONEDRIVE にあり
 環境問題の歴史
 須崎俊英  環境白書を読む
 金山節男  再生可能エネルギーについて(地球温暖化G)
大野達男   免疫と新型コロナウイルス感染の仕組み(環境と健康G)
 内海 孝  生物多様性とパンデミック(エコリサーチG)
 12/3 * 藤枝 鹿児島大学特任教授  漂着物と海洋プラスチック  発表資料
 1/28  高城光一   繊維産業のSDGs  発表資料
 沖本然生  大阪地名の謎  発表資料
2/25   平山元哉   地球温暖化グループ
 2021年度活動報告


発表資料はONEDRIVE にあり  
 地球温暖化グループ活動概要
平山「環境家計簿2020」、小林「二酸化炭素について」、金山「環境白書の概要」、「外航海運「舶用主機」の変遷と未来」、「環境白書を読んで(水素及びアンモニアについて」(全体発表)、「堀江オルゴール博物館」見学(花島)、石橋「地球温暖化を加速させる意外な原因と対策」、「中欧3か国の世界遺産」、服部「福島原発事故の真実」、花島「千里浜の海岸が危ない」
 小林 薫  「二酸化炭素について」
金山節男  「外航海運「舶用主機」の変遷と未来」
2/25    内海 孝    エコリサーチグループ
  2021年度活動報告 
発表資料はONEDRIVE にあり  
 エコリサーチグループ活動概要
樋口 修   「生物はなぜ誕生したのか」
 長谷川清満  「太陽光発電の今後の課題」
 辻井幸子  「砂戦争」
3/25     大野達男       環境と健康グループ
  2021年度活動報告 
発表資料はONEDRIVE にあり 
 環境と健康グループ活動概要
須崎俊英   生命とは何か?=”動的平衡”
加藤良徳   脱炭素世界に向けて(温泉の開発と活用)
菊池光矩  音楽と健康
沖本然生   腎臓と健康


2020年度(R2)

 
月 日 発表者 テーマ 内 容
7/31 沖本然生 環境と健康グループ
2019年度活動報告



発表資料はONEDRIVE にあり
探訪の意義と健康
村山健一郎 自律神経
清野八洲一 コレストロールによる病と健康
加藤良徳 環境と健康 ダイエットの川柳と俳句
鈴木二三弥 環境と健康(健康と労働環境)
菊池光矩 「睡眠の悩み」をなくすために
須崎俊英 代謝とエネルギーU(脂質とタンパク質)
大野達男 グループ総括、循環器疾患と運動
平山元哉

石橋美紀
2019環境家計簿報告
発表資料はONEDRIVE にあり
T家16年の記録
8/29 上須久美子 グリーンポケットグループ
2019年度活動報告
「食品ロスから考える」
  ・食品ロス
  ・子ども食堂
  ・フードドライブ
もったいない食品ー変わりゆく消費者・企業、「子ども食堂」とは?、「食品ロス削減推進法」施行
 篠原ヱリ子 捨てられる野菜をお金に換える、食品ロス・子ども食堂吹田市の活動状況
井上加代子 フードバンク関西見学、
  村瀬りい子 「フードドライブ」って何?、相対的貧困?
黒川百合子 「子ども食堂」とは?、エコイート「もったいない市場」見学、六甲高山植物園〜六甲山ホテル見学
内海 孝 エコリサーチグループ
2019年度活動報告 
発表資料はONEDRIVE にあり
活動概要、宇宙太陽光発電所、地下河川、「土と内臓」
長谷川清満 空飛ぶクモ
樋口 修 土壌
9/25 金山 節男 令和2年版環境白書

 発表資料
令和2年度環境白書概要
加藤良徳  グループ別 環境と健康G
 石橋美紀 グループ別 地球温暖化G
内海 孝 グループ別 エコリサーチG
篠原ヱリ子 グループ別 グリーンポケットG
10/23 *石川聡子
大阪教育大学教授
地球温暖化は止められるか
長 俊次 エスエフ文学 発表資料
11/20 *藤田一郎
神戸大学名誉教授
「洪水防御対策と河川モニタリングの重要性」について 発表概要
須崎俊英 石炭火力
12/25 金山節男 モーリシアス島座礁事故原因と問題点 発表資料 発表資料(続き)
2/26 地球温暖化G 2020年度活動発表
平山元哉   全般報告 詳細はONEDRIVE
花島久子  変わりゆく久寿川界隈と南海トラフ地震 名神湾岸線・新川水門と新川・東川統合排水機場の整備、南海トラフ地震の予測
長 俊次   電力業界が抱える諸問題 電力自由化、脱炭素化、原発廃炉等
服部宏也   原発のセシウムはどこへ 森林から土や地表に蓄積、川・海濃度低下
3/12 環境と健康G 2020年度活動発表
須崎俊英   全般報告、免疫系とは
清野八洲一   歴史をつくった大伝染病 詳細はONEDRIVE
菊池光矩   睡眠の悩みをなくすためにPART2 「健康づくりのための睡眠指針2014」より
沖本然生   健康と寿命
3/12 エコリサーチG 2020年度活動発表
内海 孝   全般報告、マスクの話 詳細はONEDRIVE
高城光一   マスクの効果と選び方
田中 晃   新型コロナウイルスについて
長谷川清満 想定外の災害にどう対処すればよいのか?
樋口 修   フォッサマグナ
3/26 グリーンポケットG 2020年度活動発表「いろんなところに出かけ、食と環境を考える」
篠原ヱリ子
上須久美子
村瀬りい子
  10/2  「関西学院大学三田キャンパス」周辺自然散策とキリンビール「丘の上レストラン」
  11/6  京都五条「半兵衛」生麩料理と真田紐師「江南」、五条から七條まで鴨川沿い散策



2019年度(R1)

 
月 日 発表者 テーマ 内 容
4/26 *前田智佳
大阪税関広報
税関業務の概要 税関の役割り(安心安全な社会の確保、関税等の適正公平な課税、貿易円滑化の推進)、税関の歴史、税関の組織、輸出入通関、監視密輸取り締まり、貿易統計、大阪税関の仕事・特色
超常現象・オカルト 魔女狩り、ダウジング、水晶球、占星術、十字架、エクトプラズム、ポルターガイスト、ドッペルゲンガー、キャトル・ミュティレーション、黒魔術、ノストラダムス、ミステリーサークル、風水、タロットカード、ESP
5/10 *和田濱 裕之
京都大学iPS細胞研究所国際広報室 
『iPS細胞って何?「iPS細胞研究の」現状と将来」』 研究部共通講座 レジュメ
5/24 内海 孝 「国立環境研究所公開シンポジウム2018」ビデオ視聴 テーマ「水から考える環境のこれから」
詳細はhttp://www.nies.goe.jp/event/sympo/2018/index.html
平山元哉 「環境家計簿2018」報告 (その1)2018年度環境家計簿集計、(その2)11年継続世帯の推移(2008〜2018年)、I家15年間の実績(石橋)、「エコット家計簿」(花島)他  詳細はONEDRIVE「個人発表」にあり
6/7 *池淵周一
京都大学名誉教授
○ 大雨生起とダム再生・高度運用
○ 淀川と治水、河道・ダム整備
○ アジアの大河を巡って
研究部共通講座
6/21 *山瀬敬太郎
兵庫県立農林水産技術総合センター森林林業技術センター
主席研究員兼部長
環境に調和した森づくり 里山林の現状、里山林の管理〜目的と方法(兵庫方式)、近年の自然災害、森林による3つの機能(表面侵食防止機能---林床植被率など、斜面崩壊防止機能---根の働きなど、土石流軽減機能---立ち木の抵抗力など)、生物多様性と減災の関係性他
外部参加者14名、講義資料はONEDRIVEにあり
樋口修 水の未来 沖 大幹著、岩波新書より、レジュメ
7/5 *早川光俊
弁護士
地球環境市民会議専務理事
「パリ協定と人類の未来」 研究部共通講座 レジュメ
  7/26 金山節男  調査船「ちきゅう」の現状・概要 発表資料
田中 晃 三方五湖・水月湖の年縞について 発表資料
8/2 *松谷茂
京都府立植物園名誉園長
「源氏物語に登場する植物」 レジュメ
8/30 *川合真一郎
神戸女学院大学名誉教授

環境問題から豊かさとは何かを考える 講演概要 写真
沖本然生 「浪華名所獨案内」から読み解く江戸時代の大阪 発表資料
9/6 *中川光
京大東南アジア研特定助教
川魚から考える森里海
〜京都府由良川を例にして〜
研究部共通講座 レジュメその1 その2 その3 その4
9/27 樋口 修 環境白書について
須崎俊英 令和元年版環境白書の概要 テーマ 持続可能な未来のための地域循環共生圏---気候変動影響への適用とプラスチック資源循環の取り組み
金山節男 海洋プラスチックごみについて 発表資料 発表資料(続)
10/25 *柏木浩
いつでもLOUPE の会代表
九州工業大学名誉教授
時を刻む湖ー水月湖が5万年の世界標準になるまで レジュメその1 その2 その3
小林 薫 シニア自然大学校環境科参加以降の活動 なにわエコ会議、おおいずみどんぐりの会、おおいずみ緑地公園委託活動、おおいずみ緑地での小学校観察支援、小学校出前講座、家族農事体験活動、高石ジュニア、NPO法人いっちんクラブ、千年の森クラブ
11/22 平山元哉 北摂 花の山旅 レジュメ
石橋美紀 ベトナムの世界遺産 レジュメ
12/6 *青山益夫
環境報告研
どうすれば持続可能な世界を作れるか 研究部共通講座 レジュメ
1/10 樋口 修 令和元年度 総括活動報告 研究部活動発表会   写真
1/24 金山節男 地球温暖化グループ

グループ集合写真

発表資料はONEDRIVE にあり
グループ総括
平山元哉 H29年度「自然と環境科員」の環境家計簿実績
金山節男 調査船”ちきゅう”の探索状況
長 俊次 福島原子力発電所処理状況
田中 晃 三方五湖・水月湖の年縞から見る環境解析
小林 薫 石油業界の現状とエネルギー問題
花島久子 地球温暖化とお茶の世界(裏千家の世界)
金山節男 客船建造概要と乗船実績(未完成)
服部 宏也 グループ別活動:白鹿記念館・酒造博物館見学



2018年度(H30)

月 日 発表者 テーマ 内 容
4/27  金山 節男  「日本外航海運の変遷と重大事故事例」  黒船の色はなぜ黒いの?に始まり日本の海運の歴史を述べた。最後に船舶の重大事故例とその処理として自分が関わった事故や処理についてその経験を語った。
*矢野 吉治
神戸大学大学院海事科学研究科教授、海事博物館長・海技教育センター長、深江丸船長
 「練習船深江丸による鬼界カルデラの探査航海」  神戸大学大学院海事科学研究科の深江丸は総トン数449トン、全長50m、最大搭載人員64名、満載排水量777トンという小型の練習船で船齢30年という。鬼界カルデラと周辺海域の探査は2016年10月に第1次探査航海から昨年まで4回の探査航海を行った。その内容を多くの映像で説明いただいた。鬼界カルデラは大噴火が危惧される世界の10火山で1位の薩摩硫黄島を含み地下のマグマにより4年で1メートルという驚異的な隆起現象が起きている地域。今後100年で起こる確率が1%=阪神・淡路大震災の起きる前日の確率と同じで、明日起きてもおかしくないという。
5/25    *太田 和夫
ミノルタカメラでは新機能材料開発に従事、現在中小企業技術支援、教育支援ボランティア
 「シリカと私」  名古屋工業大学窯業工学科出身、ミノルタカメラで光学ガラス等の新機能材料の開発に携わる。シリカとは地球の大地の成分であり、シリコンの酸化物(SiO2)である。このシリカにいろいろな元素が溶け込んで色、硬さ、透明度、溶けやすさと多様な鉱物が出来ている。その中で最も透明度が高いのが水晶である。シリカにいろんな元素を入れてガラスを作るとガラスの中の光のスピードが変えられ光学ガラスとなる。生産性の高いアモルファスシリコンの開発や酸化チタンを使った光触媒の開発にも携わった。今後も素晴らしい材料、デバイスが出来てくるだろう。
 樋口 修  「サピエンス全史」  エヴァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之訳の本の内容を紹介。 ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの違いを述べ、なぜホモ・サピエンスが生き残ったのか。国家、貨幣、企業.....虚構が他人との協力を可能にし、文明をもたらした。ではその文明は人類を幸福にしたのだろうか?現代世界を鋭くえぐる。50カ国以上で刊行の世界的ベストセラー。
 6/22  *田村 博美
大阪市立大学院大学都市学科非常勤講師、関西学院大学非常勤講師、一級建築士、技術士、「武庫川がっこう」代表
 「地域環境とまちづくり」  氏は国内や中国でのまちづくり計画を設計され、都市づくり、まちづくりで大切な事は住民・市民参加であると訴えられた。明治以降日本ではそれまでの地域にある美しい街を否定し西洋に追いつけ追い越せの掛け声で、地域性を忘れ外国の物まねをすることになり今でも多くの役人はその意識がぬぐえないでいる。今でも残っている地域の素晴らしいまちなみを再評価して地域の環境にあったまちづくりが必要である。科外参加は20名。
 平山 元哉

 石橋 美紀
 「環境家計簿」  今回は初めて公開講座だったので、改めて一般向けの説明もなされた。14年間の「I家」の変遷を述べ、環境家計簿をつけることで必ずCO2の削減がなされると強調。また27名の環境科のデーターのそれぞれの説明もあり、初めての方には新鮮だったと思われた。科外から8名が参加された。
 7/27  *沖村 孝
神戸大学名誉教授、一般財団法人建設工学研究所 
 「環境と防災の切っても切れない関係」  六甲山と人間活動の7世紀からの関わりから説明され、時代と共に六甲山をいかに利用し保全してきたか。秀吉の時台は松の油をとるためにその根まで掘りつくし山が荒れたとか。砂防事業の始まりは1895年から始まったが、1925年からは開発による荒廃が進行した。続いて近年の豪雨による土砂災害やその特徴にも言及され、最後に防災の4つの柱、ハード、ソフト、共助、教育の大切さを強調された。
加藤 良徳   「雄大なるアラスカクルーズ10日間」  乗客2000人を乗せたプリンセス号での船旅を写真を中心に披露された。マジョリー氷河、ランプレー氷河、メンデンホール氷河と沢山有ることが分った。珍しい風景や草花も沢山披露され10日間では短すぎたのではと思われた。
 8/24  国交省淀川河川事務所
調査課専門官

*桐間弘文
 「淀川の概要と回収の歴史」  日本の河川は短く急峻なのが特徴。その災害と改修の歴史を述べられた。瀬田川洗堰や天ケ瀬ダムの構築による治水の重要性。オランダ人技師ヨハネス・デ・レーケが河川改修に貢献したことなど。
 地域防災調査官
*木瀬龍也 
 「淀川の水害に備える」  @堤防が壊れるメカニズムを理解 A内水氾濫と外水氾濫の違い B水害への備えを確認 の3つに絞って話をされた。
 長 俊次 「近未来社会における科学技術の進歩について」   1章「人口知能(AI)には何が出来るか」 2章「宇宙エレベーター」 3章「宇宙太陽光発電所」 この3つについてその概要を語っていただいた。
 9/14  *金銅 真代
(株)河内ワイン代表取締役専務 
 「(株)河内ワインを盛り上げるVeuve Kondoのつぶやき」  (株)河内ワインの創業は昭和9年の台風被害がきっかけとなった。2000年夫の3代目社長が他界し、専業主婦から経営者になったが、周囲からは反対が多かった。現在は息子が4代目社長をし会社経営は任せている。ワインのソムリエ資格をとったり、英語落語、フランス落語と幅を広げフランスとの民間文化交流に力を注いできた。氏の足跡をたどる説明が多く、河内ワインの内容に迫る説明がなかったのが残念だった。
 石橋 美紀  「スペインの世界遺産」  今回はスペイン編。訪れた街は、マドリード、トレド、コルドバ、セビリア、グラナダ、バルセロナの6都市。それぞれの都市に聞き覚えのある名所が次々に出てくる。ゴヤの裸のマハと着衣のマハ、ギター曲で有名なアルハンブラ宮殿などなど、一度は訪れたいと思わせてくれる。ガウディのサクラダ・ファミリアの完成が2026年(ガウディの没後100年)と早まったのは3Dプリンタなどの新しい技術があったからという。また新しい視点からの世界遺産の解説は大変興味深かった。
 9/28   菊池 光矩
 「環境白書を読む」    1章、2章の説明と解説:概要、環境基本計画、6つの重点戦略
前中 康司  3章、4章の説明と解説:ライフスタイルの転換、東日本大震災、熊本地震からの復興回復の取り組み
金山 節男   30年度版白書の特徴を説明。また関空にタンカーが衝突した事故についても説明していただいた。
村瀬 りい子  「エコ工作」 「地域循環共生圏の創出による持続可能な地域づくり」をテーマに缶ビールのプルトップを使った”ワニ”とウメノキゴケ(梅の木苔)で染めた毛糸を使った”タッセル” の製作指導をしていただいた。夢中で童心に帰った1時間でした。
11/2 *和田濱 裕之
京都大学iPS細胞研究所国際広報室 
 「iPS細胞ってどんなもの?」  iPS細胞について分かり易くお話しいただいた。いろいろな質問にも的確にお答えいただき、最先端の研究をされているという感じがした。
 服部 宏也  「地震保険のお話」  地震保険の特徴についてご本人の経験を元にお話しいただいた。
11/30 *仲津 英治
「地球に謙虚に運動」代表
 「ブータン紀行」  ブータンを旅行した感想を沢山の写真と共に説明いただいた。人口80万人で四国程の広さで平均2000メートルの高地。宗教はチベット仏教。故西岡京治氏が農業を指導し食料の大幅な増産に成功し”ダショウ”の称号を与えられた。仏教の輪廻転生思想から墓がない。ほとんどは火葬。日本からの技術援助で水力発電が普及し1部はインドに輸出している。近年プラスチックゴミが増えその処理が課題となっているそうだ。
 長 俊次  「近未来社会における科学技術の進歩について」  8月に人口知能(AI)について語っていただいたが、今日は第2弾の近未来の科学技術について。ワープ航法、人口生命、ダークマターとダークエネルギーに関しての説明、いろんな本を読んで氏独自の理解と解釈を行って分かり易く説明いただいた。ご高齢にも関わらず益々さえる知識欲と弁舌にはただただ驚く限りである。
 12/21     金山 節男  地球温暖化グループ研究発表  グループの1年間の総括
 石橋 美紀  地球温暖化が世界遺産を蝕んでいる
 清野 八洲一  水素社会と水素ビジネス
 服部 宏也  学校の危機管理について
1/25  *宇井 忠英
北海道大学名誉教授、環境防災総合政策研究機構理事 
 「地震に備える」  1.解明されつつある地震発生の仕組み 2.関西地方に災害をもたらす地震 3.地震に伴う災害 4.在宅避難を目指す の4テーマに分けて動画や写真、図などで説明いただいた。上町断層は8000年に1度M7.5が起こり、前回の地震からは既に9000年経っていていつ起こっても不思議ではないとのこと。このように地震に詳しい学者でさえ、だからこそ地震や津波に対する備えとして、1週間分の食糧を自宅に備蓄しているとのこと。
 2/22

 大野 達男   環境と健康グループ  グループの1年間の総括
 沖本 然生  食品添加物と健康
 石井 勇  生活習慣と健康
 内海 孝   エコリサーチグループ  活動概要、リニア中央新幹線について
 宮中 明子  アメリカ雑感
 長谷川 清満  水が世界を支配する
    3/22
 北仲 忠   グリーンポケットグループ  
テーマ 「発酵食品」
 グループの1年間の総括
 上須 久美子   体験・調査、試食
 篠原 ヱリ子
  村瀬 りい子
 井上 加代子
世古 民雄 「発酵食品とは?」
小林 薫 エネルギーグループ 活動概要、グループの変遷、「エネルギー白書」
須崎 俊英 代謝のエネルギー
3/29
樋口 修 水土壌グループ
テーマ「お茶について」
グループの1年間の総括
お茶の国別消費量、国別生産量、製造法による分類、お茶の種類別特徴、美味しい飲み方、お茶と健康他


2017年度(H29)


月 日 発表者 テーマ 内 容
 5.26  沖本 然生  大阪学{地名の謎}  大阪の地名について、1.その由来では、「なにわ」には浪速、難波、浪花と3つの漢字が当てられているがその謂われについて。2.難読地名では放出、柴島、立売堀、杭全、喜連瓜破などなど。3.地名不思議では、阿倍野、安倍野、阿部野の謎。番地に渡部の個人名やアルファベットも。地名は第一級の歴史資料、もっと大阪の歴史を学びましょうとの提言。
 平山 元哉  環境家計簿2016  2008年から環境科で取り組んでいる環境家計簿。昨年度の参加者は29人。環境科は全国に比べCO2排出量は少なく、省エネ意識が高い。2015年度は前年度に比べCO2(+3%)、コスト(-3%)と不整合。原因は大口消費者の参加と太陽光発電導入者。9年間の推移はCO2、コストとも減少傾向。健康こそ省エネの第一歩とのまとめ。
 6.23  長 俊次  送電線とは何か  経験と最近の知見も交え、かつ手書きの図や事前送付していただいたPPTを使って電力に関して送電線や鉄塔の種類、直流送電/交流送電、地中送電、用地買収や今後の電力事情について多岐にわたる氏の知識や見解を述べていただいた。活発な質疑応答もあり電力送電に関する事情がよくわかった。
小林 薫
村瀬 りい子
須崎 俊英
 環境科の
 社会貢献活動について
 小林:「なにわエコ会議」
 村瀬:「明峰小学校」「淀川清掃」
 須崎:「渦が森・六甲砂防整備」
それぞれに質疑応答もあり予定時間を大きく超過した。
今後はこれを踏まえて環境科としての社会貢献をどう進めるのか全員で検討していくこととなった。
 7.28  *千代 和夫
(株)センダイ技術士事務所
 最新の省エネ技術  2014年4月以来2度目の講演となった。今回は省エネ製作同行とリニューアル市場、省エネ補助金の活用提案、最新トレンドとしてBEMS,ZEB動向、電気設備の将来展望の4つのタイトルでお話しをうががった。前回のLEDを中心とした説明からもっと広く照明についてのお話しであった。
 石橋 美紀  イタリアの世界遺産  世界遺産のお話し、今回はイタリア編。ミラノ、ヴェローナ、ベネチア、ピサ、フィレンツェ、ローマの6つの都市を中心に歴史、文化、映画の舞台とエピソードも交えた楽しいお話しで、未だ行ったことのない地を一度は訪れてみたいものだと思った。
8.25 *福岡 利昭
NPO元気ファーマいながわ
 耕作放棄地の利活用による自産自消の農業活動  2007年に猪名川町の「シニアファーマ―養成講座」がきっかけで、2011年NPOとして認定農業者資格を取得。無償でお借りした農地を開墾整備し15,000uを平均年齢68歳の会員57名で農園を経営している。70種の野菜を作り半分は自分たちで分け、残り半分は道の駅などに出荷している。生きがいやりがいを実感しているが、NPOの持続的継続的な発展の仕掛けなど課題もあるとか。
 村山 健一郎  健康寿命について  世界的に高齢化が進んで若者の国から老人の国へと移行している。【健康寿命とは心身共に自立し、健康的に生活できる期間】とか。健康寿命と平均寿命の差は不健康寿命(寝たきり期間)で日本人で男性9.02年、女性12.4年もある。健康長寿の秘訣は自己管理・健康管理で健康寿命を延ばすこと。そのための生活習慣では1日3回朝食を抜かない食事、魚食、野菜食など。最後に村山さんがいつも実践している柔軟体操をみんなで行った。
 9.22  金山 節男  H29年度環境白書概要、
 マイクロプラスチックの食物連鎖
 環境白書概要は環境省主催の「白書」説明会よりずっとよく分った、との意見もあった程、理解しにくい横文字の新語もやさしい説明で良く理解できた。マイクロプラスチックはその環境への影響がこれから益々増えていくことへの警鐘を鳴らしてくれる話でした。
 花島 久子  兵庫県の森林防災対策例  新人で1人発表を引き受けていただいた。35ページに及ぶPPTを作成され発表された意義は大きい。体験を踏まえた説明も織り交ぜて兵庫県の森林防災対策の現状を説明いただいた。
 10.27  平山 元哉  武庫川の自然と環境  200年2月に「武庫川エコハイク」を立ち上げ、すでに100回のハイキングを実施されたとか。武庫川の地形的な話や2つの源流の話。今年9月にスズメバチに襲われて6名の重軽傷者を出した話。自身が1998年に丹波五台山で遭難した話とかいろんな体験などを披露された。
 清野 八洲一  毒と薬  マレーシアで毒殺された金正男氏。その毒に感心を持ち最近読んだ新星出版社 鈴木勉氏の「毒と薬」の内容を紹介。野生動物や植物には人間が作った猛毒以上に強力な致死量を盛ったものが多く存在。また、身近に毒は多く存在し、水や塩、砂糖でも摂取する量により死に至るとか。
11.24 *安藤 尚功
産業技術研究所
 エネルギー・電池  太陽、熱、原子力、化学反応により、電気エネルギーを発生させるしくみ・方法を解りやすく解説していただいた。
 化学反応により、電気を発生させる化学電池について、十円玉(銅)と一円玉(アルミ)の間に食塩水を染み込ませたろ紙を挟み、電気を発生させる実験を見せていただき、全員で既存の燃料電池組立キットにより水素ガスによる電気発生実験を行った。
 須崎 俊英  日本酒について感じたこと  お酒造りの3つの方法(1ワイン{単発酵})(2ビール{複発酵})(3日本酒{並行複発酵})、清酒製造過程の酒母つくり、麹つくり、造り(発酵)について説明していただいた。
清酒酵母の複雑で不思議な働き、清酒三段仕込みついて詳細に説明していただいた。
12.22  石橋 美紀 地球温暖化グループ研究発表    地球温暖化グループ総括
 花島 久子  いけばなの世界へようこそ
 平山 元哉  集中豪雨のメカニズム
 1.26     小林 薫  エネルギーグループ研究発表  エネルギーグループ総括
山野 渉   「水素エネルギー」(水素エネルギーの未来・課題)
 須崎 俊英  「自動車の推進力」(プリウスに乗って感じたこと)
 樋口 修  水・土壌グループ研究発表  水・土壌グループ総括、本「地球はなぜ水の惑星なのか」を読んで。
 2.23    石井 勇 都市環境・文化グループ研究発表      「健康」をテーマとした活動概要。「食生活と健康」
 鈴木 二三弥  「ミカン採集実習とバーベキュー」
 村山 健一郎  「長寿者の健康と酒」
 大野 達男  「健康とハイク」
 沖本 然生  「探訪の意義と健康」
 内海 孝  エコリサーチグループ研究発表  メンバーのテーマと活動概要、「容器包装プラスチックの行方」
 3.23  篠原、太田、上須、黒川、岡、村瀬、井上、北仲  グリーンポケットグループ研究発表  「種にまつわる話」:グループ全員でこの1年間に調べたいろいろな事を発表。
       
       
       


2016年度(H28)

月 日 発表者 テーマ 内 容
4.22  *山下 満智子
京都府立大学和食文化研究センター特任教授
 認知症予防と料理  脳の老化はアミロイドβたんぱく質が代謝されず蓄積しシナプス構造を破壊し認知症につながるとか。最新の研究から、望ましいライフスタイル(食事、運動、知的刺激、社会交流など)で、認知症予防の効果が期待されることがわかってきました。料理と脳の活性化実験から、料理をすると前頭葉の血流量が増加し脳が活性化されることがわかった。また、日本食の有用性に関する動物実験でも日本食は活発な代謝が繰り返されるため肥満になりにくいとの結果が得られている。江戸の料理本「年中番菜録」の紹介と京都の四季折々の料理の紹介もDVDであり、昔懐かしい料理もあった。
鈴木 二三弥  気象異常と農業  年々ミカンに花が咲かなくなってきたそうである。気温が高くなったのが原因とか。花をつけても固まって咲き、摘花をしなければ実が大きくならないとか。10年後には富田林の嶽山では温州ミカンは全滅し、30年後には宮城県以北でしか育たなくなるとの話。温暖化は急速に我々の生活にダメージを及ぼしてきているとの感。
 5.27  平山  元哉  環境家計簿  2008年から環境科で取り組んでいる環境家計簿。昨年度の参加者は28人。環境科は全国に比べCO2排出量は少なく、省エネ意識が高い。2015年度は前年度に比べCO2、コストとも急減。原因は冷夏・暖冬か。8年間の推移はCO2、コストとも減少傾向。健康こそ省エネの第一歩とのまとめ。
金山 節男  一戸建て一般家庭の省エネ対策  急きょピンチヒッターで出場されたが、2009年から2016年までに実施されてきた家庭での省エネ対策を披露。まさに環境科の省エネのお手本のような事例ばかりでPlan-Do-Check-Action手法で分かり易く説明された。発表の多くを太陽光発電について語られたが、それ以外の対策もなるほどと思うところも多く大変に参考になった。
 6.24  *仲津 英治
地球に謙虚に運動 代表 NPO法人エコネット近畿 理事 元JR西日本技術開発室長 
 自然に学ぶ-500系新幹線電車の開発・走行試験から-  新幹線開発に携わって来られた氏が、開発のヒントとしたのが自然界の動物たちの生態や形からなのだそうだ。風力音の低減はフクロウの羽根から。カワセミのくちばしと頭部形状は500系の先頭車両にと。長距離の渡りをするツルの骨には空気が入り呼吸を助けるそうだが、それを応用して空気をためて利用する車輌もできたそうだ。まさに自然は開発にはなくてはならないお手本である。
 *相子 伸之
大阪府立環境農林水産総合研究所 主任研究員
 大阪湾の栄養塩  閉鎖性海域である大阪湾について。汚濁指標となる栄養塩とは窒素とリンであるが、様々な取り組みにより大幅に低下した。しかし少なすぎると1次生産者である藻類の生育に影響が出る。また湾の窒素化合物のうち微生物が分解してくれない難分解性有機物が長く湾内にとどまっている。フミン酸、フルボ酸、キシリトール、セルロースなどである。そのため汚染数値がなかなか下がらない。これらはどこから来ているのかは現在調査中でまだ不明である。私たちの研究所は大阪湾の様々な調査と環境管理の検討を行っています。
7.22   金山 節男  船舶に省エネ運行について  長く船舶に係ってきた経験から船舶の省エネがなぜ必要なのかを多くの資料を交えて述べていただいた。取りくむべき事項、それを評価する方法などここでもP-D-C-A手法で進めていく方法を論述された。ただ専門的な横文字が多く素人的には難しかった。
 沖本 然生  大阪学・地理編  約5500年前縄文時代前期に大阪は河内湾と呼ばれる内海があった。2100年前弥生時代の中期には淡水の河内湖となった。6〜7世紀にはその湖も縮小し難波津を通り江口への水路が大阪湾への出口となった。最近の技術革新で上空からの写真で昔の遺跡が多く発見できるようになり新たな根拠となっている。最後にあべのは阿部野/阿倍野/安部野と時代により使われ今もその字が残っている。など多くの大阪に関する知識を披露された。
 8.26   *奥平 有三
京都大学、生存圏研究所セルロースナノファイバーPJ、元松下電工新事業推進部ケナフ商品開発G長
 ケナフについて、セルロースナノファイバーについて  ケナフとは西アフリカ原産のアオイ科フヨウ属の一年草で100日から125日で成熟し高さ1.5m〜3.5mになる。揚子江沿岸やタイ、ベトナムで栽培され穀物袋ドンゴロスの材料となる。それを松下電工時代に「ケナボードS」という構造用外壁下地材として開発。しかしパナソニックに社名変更したときにその事業は廃止となった。
 セルロースナノファイバーは京大の矢野浩之教授の下でプロジェクトに参画した。カーボンナノファイバーよりも価格的にはるかに安く生産できる将来有望な素材である。
 篠原 ヱリ子  長崎軍艦島と無人島野崎島を訪ねて  世界遺産登録された軍艦島の説明とそこを訪れた感想を豊富な写真を中心に説明。軍艦島は別名で端島が正式名。三菱が島を買い取り、最盛期は5千人余りの人口を有し石炭で日本のエネルギー産業を牽引した。1974年(昭和49年)閉山となり島民が島を離れてから無人島となった。2015年に世界遺産登録となった。
 野崎島は現在住民は管理人の1名。校舎を利用した簡易宿泊所、野首教会、野生鹿、バーベキューの様子も紹介。
 小値賀島観光も民宿、五両だき、ポットホール、古民家レストランなど知られざる魅力的な名所も紹介された。
 9.23 大野 達男
金山 節男
内海 孝 
須崎 俊英 
 環境白書を読む  大野さん:全体構成及び環境白書の概要・・・2100年には気温が4.8度上昇し、海面は最大82cm上昇すると予測している。
 金山さん:地球温暖化対策の新たなステージ・・・京都議定書とパリ協定の比較をされ、今後の気温上昇と海面上昇の根拠も示した。また、日本の火力発電プラント効率化技術や次世代の原子力発電としてのヘリウム高温ガス炉にも言及された。
 内海さん:ライフサイクル全体における水銀対策の推進・・・身の回りの水銀と水銀に関する水俣条約について。
 須崎さん:渦が森環境整備事業について考える・・・平成21年から続いている渦が森をどうすれば続けていけるか問題提起。
10.21   *寺田 孝重
奈良佐保短期大学・農学博士  
 日本の季節感と茶花  氏は大阪生まれ大阪育ちで静岡大学では植物に着くバクテリアの研究を行い、奈良農業試験場では育種に係り、途中から茶花の研究を始め現在に至った。その過程を”ぐち”として紹介。季節感のある花を茶道に取り入れてわび茶を創始した室町中期の茶人村田珠光。わびが分るのはは日本人としてのDNAを持っているからである。
 沖本 然生  大阪学・地名の謎  今回は前回の地理編に続き、地名で土地の高低が分かり、そこが古来どんな場所だったかがわかるという話。また放出(はなてん)や立売堀(いたちぼり)などの名前が付けられた理由や時代背景までを説明していただいた。その他に柴島(くにじま)、茨田(まった)、杭全(くまた)、遠里小野(おりおの)、喜連瓜破(きれうりわり)など説明は尽きない。
11.25  石橋 美紀  韓国の世界遺産  
 井口 禎三  熊野路  
12.16  石橋 美紀  地球温暖化グループ研究発表  COP21パリ協定発効について
 金山 節男  COP21パリ協定発効に伴う日本の地球温暖化対策、他
 1.27  島 巌  エネルギーグループ研究発表  日本の電力の初期段階
 小林 薫  自由化の背景、電力システム改革の環境
 須崎 俊英  過去の外国の自由化の問題点事故例、電力の送配電とは
 井口 禎三  水・土壌グループ研究発表  コーヒーと私(水出しコーヒー)
 2.24   鹿喰 咲子  都市環境・文化グループ研究発表  アンチエイジング&ハーブ
 大野 達男  大坂の都市緑化
 浅田 稔  エコリサーチグループ研究発表  エコグループ総括
 長谷川 清満  食料危機を考える
 3.24 世古 民雄
他8名 
 グリーンポケットグループ研究発表  食用油の選び方


2015年度(H27)

月 日 発表者 テーマ 内 容
4.24 須崎 俊英  サンチャゴ巡礼  キリスト教12使徒の一人である聖ヤコブ(スペイン語名サンチャゴ)の墓が9世紀初頭、スペインの北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラで発見されて以来ヨーロッパ三大巡礼地の1つとして崇められたそうである。動画も交えた多くの写真で「ギター≠スペイン」、「eucalyptus:ユーカリ」等の話も交えてその旅行内容を語っていただいた。
稲村 和子  世界一周の船旅  オーシャンドリーム号に乗って、ピースポート地球一周の船旅体験記。4人で同室の環境、めまぐるしい異文化との出会い、船内での過ごし方など話していただいたが、3ヶ月も体力的に大変だなあと感じた。
 5.22  *横山 真弓
兵庫県立大学 環境・科学研究所 准教授
 人と野生生物の共存について  野生生物の農林業の被害額がシカで年館70億円、イノシシで50億円もあり、兵庫県での野生鳥獣の生息分布もますます都市部に近づいているそうだ。人と野生動物、自然環境の関係の調整を行う「ワイルドライフ・マネージメント」が重要となってきている。(資料はONEDRIVE
 平山 元哉  「環境家計簿2014」報告  2014年度分は31名がデータを提供。毎年増えているが、もっと多くの方に参加してもらいたいとのこと。続けている方は着実に削減がグラフに現れている。(ONEDRIVE)
 626   *川井 秀夫
奈良・人と自然の会 常任顧問  
 環境問題を考える
〜人・社会・歴史・宗教・文化〜
 環境科にも10年間在籍していたとのことで、83歳の年齢でいろんな場所で現役で活躍されているとのこと。お話しの内容は奈良の環境問題、温暖化より少子化対策、日本人の意識の変質。広範な知識と経験を話され環境科の大先輩の大きさを感じた。
 石井 勇  海王丸体験航海の報告
〜北太平洋横断遠洋航海 5,157マイル〜
 東京からサンフランシスコまでの30日間の航海の内容は、通常では経験できないようなことばかり。しかも69歳という年齢で若者に交じってブリッジ磨きやヤード渡りなどは相当な体力と気力が必要だったと想像する。
724
 
 *山ア 哲生
大阪府立大学 大学院工学研究科 海洋システム工学分野 教授
 海洋(海底)資源の開発と利用  日本は海洋資源大国であるとの話から始まり、資源開発はペイできる形にならないとなかなか進まないとのこと。メタンハイドレートについてはエネルギー収支比(EPR)が大事でもっと技術革新が必要である。世界は海底熱水鉱床やマンガン団塊の開発へ動き始めている。日本はそのフロントランナーとなるべきであるとの説。
 大野 達男  スイスアルプスの自然環境紀行  スイスアルプスの麓の町やその自然をめぐる約1週間の旅を紹介され私たちにスイスアルプスの自然の魅力をたっぷり紹介いただいた。ツェルマットの町工場で作られる電気自動車やツムット村の石屋根の民家そして咲き乱れる多くの高山植物。1度は、いや何度でも行ってみたいところである。
8.28  *山ア 貞治
大阪教育大学 名誉教授 理学博士
 地震と津波  地震には海溝型と活断層型があり、海溝型は海側のプレートが陸側のプレートの下に潜り込む場合に起こり何度も繰り返す。験潮所のデータがその予想判定に重要。活断層型は至る所にある活断層がいつ起きるか予想は難しい。海のプレートは重い岩石に変化するのに1億年くらいかかるので大西洋のプレートはまだ海溝を作っていない。マグマのできる条件としては地下60kmの深さで圧力の減少により緩やかに噴出するハワイの火山のタイプと不純物(水)が加わりアスベストができ爆発的な噴出をする日本の火山のタイプがある。津波には隕石の落下による津波は過去40回確認できているが、1億年に1回程なので心配の必要はない。
 田中 晃  バイオテクノロジーの発展と遺伝子組換え作物(GMO)  マリー=モニク・ロバン著「モンサント−世界の農業を支配する遺伝子組換え企業」を紹介。1.遺伝子操作の歴史、2.FDAの規制の実態、3.生物特許、4.アルゼンチンの場合、5.日本の遺伝子組換え事情を説明。1953年にDNAの二重らせん構造を解明したときに始まり今や遺伝子組換え作物は世界最大級のバイオ化学企業の手により世界の栽培作物を変えてしまった。
 9.18  大野 達男
 武輪 幸江
 岡  俊子
 篠原 ヱリ子
 世古 民雄
 環境白書を読む会  大野さん:今年の環境白書の概要説明。
 武輪さん:体験と環境クイズを盛り込んだ「私のミニ環境白書」。
 岡さん:「生物多様性」について白書の内容を説明。
 篠原さん:エコツーリズムでも取り上げられた「小値賀町の取組み」。
 世古さん:手抜き菜園で思う「生物多様性」。
 10.23  *山本 泰三
潟Gコ・サポート、技術士、環境カウンセラー
 エネルギーと環境問題
ー2050年に向けてー
 技術士の資格を持ち、環境カウンセラーの登録もされてエコ・サポートという会社も立ち上げられているという。子どもの時期の教育環境次第で50年後が予測できるとのことで、日本はと言えばかなり厳しいとのこと。今後の発電方法としては、大気汚染のないガスタービン複合発電(GTCC)を推奨し、2002年に酉島エネルギーセンターの15万kwの稼働を実現させたそうである。
 村山健一郎  船舶の大型化と航路について  船の種類や大型化が進むクルーズ船、コンテナ船などの紹介。液化ガス運搬船の建造ではマイナス45度やマイナス162度といった低温に耐えうるための設備や装置が当初難しかったそうだ。またタンカーの大型化は50万トンどまりで、航路の関係で30万トンクラスが一番効率が良いそうだ。国際航路については新しい北極海航路やパナマ運河の拡張などで従来のスエズ運河や喜望峰回りに比べて時間短縮されて輸送費が押えられるようだ。
 11.27   *柏木 浩
九州工業大学名誉教授
いつでもLOUPEの会代表
 小規模、中規模、大規模噴火とヒトの歴史  火山の噴火の規模によりその原因とでき方が違い、小規模噴火は日本では4つのプレートがぶつかり合って火山ができるという。そのうち太平洋プレートが沈み込んでできたのが富士山。中規模噴火ではカルデラ噴火といわれ今年5月の口永良部島がそれに当たる。大規模は洪水玄武岩が噴出するハワイのマウナロア火山や日本の1500km東方のシャッキー海台がある。ヒトはアフリカ大地溝帯で発達し、ヒトの進化と噴火は切っても切れない関係にある。最後に、これほど火山の多い日本では原発の停止、人口の分散が必要という。
 田中 晃  モンサントの不自然な食べもの  前回の「遺伝子組換え作物」に続いて、アメリカに本社を構えるアグロバイオ企業「モンサント社」のクリーンなイメージに隠された裏の姿を暴き出す。過去に発売された枯葉剤、農薬、PCB、牛成長ホルモンその歴史を検証するドキュメンタリー映画の紹介。田中さんは日本は食の安全意識が高いのでそういう製品は売れないので大丈夫と言われた。果たして日本は本当に大丈夫なのだろうかと疑問を持った。


2014年度(H26)

月 日 発表者 テーマ 内 容
4.25  *千代 和夫
立命館大学理工学部客員教授
 LED照明と環境問題  照明の基礎-光を波長から考える。LED知識-LEDの特徴と課題。環境テーマ-身近な事例。人が暗さになれる”暗感応”という言葉も初めて聞いた。新光源LED/有機ELが今後更にさまざまな分野での応用が期待される。(資料はSKYDRIVE)
 *小童 陽子  健康に関して  高齢による精神的、身体的変化と誤嚥予防体操の紹介。介護における予測される事故とその対応について話していただいた。(資料)
 5.30  平山元哉  「環境家計簿2013」報告  2013年度環境家計簿集計と分析結果。参加29名、6年継続は10名。電気、ガス、灯油、ガソリン単価の上昇に伴い2013年度はコストが急増。(発表資料)
6.27
記録
 *高木 千恵
大阪大学大学院文学研究科准教授
 大阪方言の生態  大阪方言の現状:地域間の差異は縮小し世代間の差異が拡大。地域差:摂津方言、河内方言、和泉方言の3区画があるが方言区画の再編がおきている。世代差:消えゆくことば、受け継がれることば、復活する言葉、新しく生まれることば、それぞれで世代間の差が大きい。標準語との接触による方言の変容:標準語をどんどん取り込みつつ方言形も維持し同時に新たな方言形を生みだしている。標準語との接触による方言の変容の類型:言語交替、言語併用、言語混交、言語維持があるが、大阪では言語現象は言語混交であるが識者の意識は方言の維持といった変容の類型となっている。(資料はSKYDRIVE)
 *小童 陽子  認知症を理解しよう  認知症の原因、アルツハイマー病との区別が必要な病気、認知症の症状、診断を受けよう、経度認知障害(MCI)について、生活上の一工夫で認知症を防ぐ、認知症疾患医療センター、高齢者が高齢者を支える社会、高齢者の自尊心を尊重するなどについて述べていただいた。また「ユマニチュード」「回想法」など新しい認知症ケアの手法についても講義していただいた。(資料はSKYDRIVE)
8.22   *石山 満夫
大阪大学医学部非常勤講師千里津雲台訪問介護ステーション作業療法士
 「幸せはつながりの中に
〜自立を目指す生き方〜」
 これからは高齢者が高齢者を支える時代。健康に生きるためには、自ら外出し、社会に参加することが大切との説明。
助手の女性と来場いただき、具体的に介護をする方法や開眼片足立ちで体力の加齢度を測る方法を紹介。活動が低下したり過度な安静(寝たきりなど)でおきる廃用症候群(生活不活発病)にならないためには社会参加しできるだけ歩いたり人と会話したりするのが大切とか。その点、シニア自然大学校でいろいろ活動している方々は大丈夫かなと思いました。(資料はSKYDRIVE)
 長 俊次  マレーシア旅行記  シニア自然大学校主催のマレーシア旅行での体験談などをスライドを主に発表。
9.26
 村山 健一郎
 大野 達男
 篠原 ヱリ子
 旭 貞男
 井上 佳代子
 環境白書を読む  村山さん:環境科で「環境白書を読む」が2006年度から始まったこととその経緯を説明いただいた。
大野さん:気候変動問題解決、自然のしくみを基礎に豊かな社会を目指して、被災地の回復と未来への取組み
篠原さん:資源がもっと生きる未来、持続可能な社会の基礎となる環境教育(ESD)
旭さん:グリーン経済の取組の重要性
・・・3人とも初めての発表とは思えない上手なまとめと説明でした。
井上さん:我が家の環境家計簿・・・平山さんの環境科全体の環境家計簿のまとめとは違い個人ベースでの取り組みの発表は模範的な発表でした。
 10.24
 飯盛 秀穂
 石橋 美紀
 「日本の医療制度」
「日本の世界遺産」
 飯盛さん:日本の医療制度について薬の販売会社在籍経験から”医療報酬体系””混合診療””ジェネリック医薬品””2025年問題”等のキーワードから我々が知らないところを解説いただいた。
石橋さん:今回は世界遺産の中の日本の世界遺産18ヶ所を取り上げて解説いただいた。ご自身の墨絵の作品も入れながらの73ページに及ぶ資料は”遺産”ものである。(資料はONEDRIVE)
 11.28 
 *日本トーゴ友好協会会長 金岡保之
*関西学院大学 奥雄太
 「西アフリカトーゴ共和国における人道的支援について」  まったくアフリカを知らなかった氏が友好協会会長となったいきさつやトーゴ国の現状を様々な映像や資料で説明いただきトーゴを知るきっかけとなった。(資料はONEDRIVE)
関西学院大学性の奥雄太さんが卒論での発表内容の1部を披露していただきアフリカの現状を知りかつプレゼンの上手さも実感した。
 *大阪府農林水産部
田中様、薬師寺様
 「大阪府の森林保全及び都市緑化の推進に関する調査検討」
「みどりの風を感じる大都市・大阪の実現に向けた取組み」
田中様: 調査検討会議の中間とりまとめの段階で環境に関する取組みをしている環境科の意見と反応を聞き今後の施策に反映したいとのことで、その検討内容を説明された。
薬師寺様:みどりの大阪推進計画を実施している立場から様々な施策を説明された。またQ&Aにも的確に応えられ大阪府の緑化事業の一端が分った。
12.26  服部 宏也  地球温暖化グループ研究発表「我が故郷にある三連水車の自慢話」  発表資料はONEDRIVE
 2.27  加藤 良徳  都市環境・文化グループ発表  暦における四季(二十四節気)と文化の変化
 沖本 然生  グループ総括、大阪の歴史環境の変化
 飯盛 秀穂  環境芸術入門
 内海 孝  エコリサーチグループ発表  グループ総括
 宮中 明子  「地底の科学」より後藤忠徳著から
 3.27  奥野 美佐子  グリーンポケットグループ発表、発表資料はONEDRIVE  グループ活動報告、「3月23日に示された新しい食品表示」
 三戸 郁子
 田中 富美
 「生鮮食品表示の基本(農産物、水産物、畜産物)」
 稲村 和子  「関西リサイクルシステムズ(株)の家電リサイクルについて」
 上須 久美子  「くるくるプラザ工場見学」「容器包装プラスチックごみのリサイクル」
 世古 民雄  「淀川ごみ拾いアンケート報告」
 伊月 幸二郎  「ゴミ班発表資料」(Reuse、Reduceの提案)


2013年度(H25)

月 日 発表者 テーマ 内 容
4.26 *木全吉彦
大阪ガス潟Gネルギー文化研究所所長
エネルギーを知る、考える、行動する 東日本大震災以後、電力需要逼迫は一段落の気配があるが、不測の事態への備えは欠かせない。そういう中で我々生活者はお仕着せの議論、運動ではなく、草の根の「井戸端論議」「スマート・ライフスタイル」の実践を説いた。(レジメ)
樋口 修 水ビジネス 日本は一見水資源が豊かにみえるが、実情はバーチャルウオーターに頼っている。世界の水不足は深刻で、各国は水道事業は民営化の方向にあり、水ビジネスが急成長しつつある。日本の技術は優秀であるが、総合力に欠けている。水源の森、地下水の保護などの法制化の必要を訴えた。(レジメ)
5.31 平山元哉、石橋美紀 環境家計簿2012(温暖化グループ) 環境家計簿2012に参加した人の家計簿を集計分析した結果を発表。環境科で取り組んでから5年経過した。5年間のCO2発生状況の変化も分析した。
(発表資料)
世古民雄 ベトナムの大気汚染調査に参加して
JICAがおこなう海外派遣ボランティア制度に応募し、ベトナムでの大気汚染調査に参加した体験記を発表
(発表資料)
6.21 *宮本博司
元国交省、前淀川水系流域委員会委員長
淀川が思わせてくれたこと
淀川水系がどのように変化したきたかと洪水の歴史を解説し、住民の生命をないがしろにする行政の不作為を批判し、危険場所を把握し継続的な堤防決壊対策が必要であることを力説。
7.26 川口 剛
大阪府立大学生命境科学研究科応用生命科学専攻教授
くらしと微生物
小さな命の大きな働き
発表用レジメ
石橋美紀 世界遺産て何だろう 発表用レジメ世界遺産と環境問題、SKYDRIVEに発表PPTあり
8.30
環境白書を読む
須崎俊英 環境白書


平成25年度版環境白書概要発表


上須久実子 環境白書
井上蓉子 環境白書
浅田 稔 環境白書
白川欣一 環境白書
9.27 *竹下 忠
風評被害に泣いた島(ごみの豊島を見る)
発表概要
井口禎三 ユーカリと私 その十年 発表概要
10.18 野村誠七 地球温暖化グループ研究発表
地中熱の利用
発表用レジメ、SKYDRIVEに発表PPTあり
世 古 晴 美 ― 人と風土が育てた日本一の酒米 ―
『山田錦物語』
発表概要
栗生 晃 「2052」今後40年のグローバル予測
  本の紹介   内容、著者、著書
発表用レジメ
11.22 内海 孝 「2052年までのエネルギーとCO2事情」発表概要
 (ヨルゲン・ランダース著 「2052今後40年のグローバル予測」より)
12.20 井口禎三 環境科 「水・土壌グループ」 活動報告 2013 発表概要
前中康司  水の不思議 
1.31 衣本南海男 他 環境インプリG3年間の活動概要と反省 発表概要
村瀬りい子 私の社会貢献活動
2.7 森本 勲 淀川水系高時川源流域の実情 発表概要
須崎俊英 パリの下水道
2.28 小林 エネルギーグループ研究概要 SKYDRIVE(ONEDRIVE)の都市環境・緑化グループファイルに発表PPT掲載
長谷川 エネルギーの消費
田中正一 省エネ手法
黒川 太陽光発電装置
須崎俊英 上手なエネルギ−消費の仕方
清野 フードマイレージ
3.14 世古民雄 都市環境・緑化グループ研究概要 SKYDRIVE(ONEDRIVE)の都市環境・緑化グループファイルに発表PPT掲載
飯盛秀穂 社叢林を考える
北仲忠 大阪マルビルの緑化を追う
一ノ瀬昇 梅田周辺の都市緑化
上須久美子 堺市の下水処理(鹿喰作成版)
石井勇 防災への関わり

2012年度(H24)

月  日   発表者  テーマ  内  容
4.27
              

黒川百合子
地球温暖化G研究発表
ローフード
地球温暖化に対して家庭での火力の使用を減らそうという点から、ローフードについて調べた。ローフードとは生食可能な食材を選定して調理し、食事をするという試みで、日本人が昔からおこなってきた生食が酵素の摂取や免疫力を高めるという効果も分った。
金崎洋子 地球温暖化G研究発表
砂漠化
地球環境問題としての地球温暖化同様に、砂漠化も人類共通の問題であるのに、国際的な取組が遅れている。砂漠化の問題点、原因を考察し、中国、アフリカを旅行してその実体と砂漠化防止と緑化活動について解説する。
加藤良徳 釧路湿原を取り巻く自然環境 釧路湿原国立公園は、北海道東部にある国立公園である。面積は19,357haで日本一大きな湿原である。湿原そのものが天然記念物に指定されている。貯水能力、洪水の防止、温暖化ガスの吸収、生物多様性の保全、水の浄化、レクリエーションの場、教育・研究の場等の湿原の効果を説明する。
5.25 飯盛秀穂 「渦が森・環境の森から災害を考える」
森の持つ保水作用をタイの洪水から学ぶ
昨年10月から始まったタイの洪水は、日本のサプライチェーンに多大な影響を与えた。その原因は平均より1.4倍の降水量、極めて平坦な土地、等が考えられるが、森林率の急速な減少(24年で53%から28%に)が最大の原因と考えられる。森林の保護・管理は洪水緩和、土砂災害の防止、水源の確保等多くの価値がある。(詳細)
一ノ瀬昇 「都市計画の観点から」
宮城県の漁業を中心に、都市計画を見守る
都市計画の観点から震災復興をみつめ、特に宮城県の漁業を中心に、都市計画を見守って問題点を探った。
加藤良徳 「液状化の発生とその対策」
地震による液状化発生のメカニズムとその対応について
SKYDRIVEに発表用PPT掲載
沖本然生 「吹田市 防災の取組」
防災.HBの新旧対比、防災施設、洪水ハザードマップから災害への取組
東日本大震災を受けて吹田市の防災ハンドブックも3ヶ月遅れて、内容が一新され、この4月に全戸配布された。全体に31ページから45ページへと3割ほど増ページされた。地震に関することが増ページされたと同時に、新たに「土砂災害」と[都市型災害]の項目が追加された。洪水ハザードマップも国の基準見直しを受け、全面的に書き換えられた。最後に「今後やってみること」を提案して終えた。
鹿喰咲子 「都市防災組織の取組:堺市中区域自主防災まちづくり」
大震災により地域の防災がどのように組織化されているか・・・・・事例報告
堺市中区の防災組織についての現状と課題について実例を分析した。自主防災組織の平常時と非常時の活動の役割分担を明確にすることが、いざという時に役立つ。また過去の災害の教訓を活かすことを伝承していくことの重要さを訴えた。(詳細)
河野晃広 「ハザードマップに見る近畿圏」
近畿圏の危機管理に対する取組の比較
住民とは訪問客(出張先、通勤先、通学先、旅行先)も含まれるべき
そのためには今いる場所の情報が誰でも正確につかむことが出来る事が必要
兵庫県のCGハザードマップがそういう意味では完成度が非常に高い
Flood Mapという面白い?HPもある(詳細)
石井 勇 「津波(Tsunami)の怖さを知り教訓を活かす」
津波に関する最近の情報と対策を考える
東北大震災は複合災害として、政治、経済、社会、研究分野、情報分野などの一部の脆弱性が露呈したと言われている。この一年間各分野は反省を含めて懸命に改善、改革を進め、情報を伝えてきた。この情報を貴重な教訓として活用しなければならない。また我々一人一人も意識改革を行わなければならない。それが多くの犠牲者への鎮魂となる。(詳細)
5・25 平山元哉 環境家計簿2011 環境家計簿4年目。環境科員と全国平均を比較し、分析した結果を発表した。
データ数が少ないため、要因分析が偏りがちになるため提出率の増加を訴えた。
データはSKYDRUVEに掲載。
6.22 平山元哉 パソコン教室 自身が過去のパソコンで困った項目の解決策を表にまとめたデータに基づき受講者対象にアンケートを実施し、現在困っている項目の中から、メールに関することと画像処理を中心に講義をした。資料は科員専用ページに掲載。
7・27 田中  晃 書籍内容紹介「日本林業はよみがえる」 梶山恵司著「日本林業はよみがえる」の内容紹介。形骸化している森林計画制度を現場に使いやすい制度を提案し、森林組合の抜本的改革と人材育成を図る再生プランを紹介。(レジメ)
衣本 南海男 環境インプリグループ研究発表
新しいPPT教材(地球環境の話)の紹介
地球の起源から生命の誕生に至った太陽と地球の関係と奇跡の地球環境(大気、水、物質の循環等)を分かりやすく説明し、持続可能性の必要性を訴える資料の紹介。
8・31 須崎 俊英 「環境白書を読む」(発表概要) 平成24年版環境白書の概要について
北仲 忠 第1部総合的な施策等に関する報告
世古 民雄 第一部第4章世界をリードするグリーン成長国家の実現に向けて他
服部 宏也 第二部、1低炭素社会の構築、2生物多様性、3循環型社会、4大気、水、土壌 他
飯盛 秀穂 ガーデナーコースから「鳴尾3%クラブへ
(発表概要)
東日本大震災被害地での演芸ボランティア活動について
9.28 *神戸大学名誉教授
沖村孝氏
地震と豪雨災害に備える 土砂災害について
9・28 沖本 然生 沖本の環境実践活動について(発表概要) 自宅オープンガーデンの雨水利用システムの説明とそれを応用し、各地で実施した
工事例の紹介。
10・26
発表概要
齊藤 志郎 地球温暖化について 地球温暖化CO2原因説懐疑論の本の紹介
白川 欣一 セルロース系バイオエタノールの課題 木材などの非食料(セルロース)を原材料とするバイオエタノールの工業化がなぜ難しいかの考察
11・30 古川 浩 エコリサーチG研究発表(発表資料) 原発再稼働とFTT(電力全量買い取り制度のスタート  再生可能エネルギーどのような展開になるか
内海 孝 「固定価額買いとり制度について」日本の再生可能エネルギー導入の変遷と買いとり制度の概要を説明
長 俊次 温暖化G研究発表 電力の発送電分離に伴う問題点を説明(発表資料)
12・21 村山健一郎 水・土壌G研究発表(発表資料) 海洋汚染に関し船舶のバラスト水から生じる問題を説明
羽尻 嵩 タナゴ池でニッポンバラタナゴの育種に取り組んだ活動事例を発表
1・25 * 藤 
YSエネルギー・リサーチ 代表
日本の電力供給危機に対応するエネルギーマネジメント スマートグリッドの実現とは具体的にどのようなことが内容となるのかを考える。
島  巌 自然と音楽(発表資料) 古代の昔から、人は自らの感慨や自然の美を言葉や絵画で描写し表現してきた。
自然を歌ったものも、声楽曲から童謡に至るまで沢山作られている。
2.1 *高村 亨
(鉱物クラブ)
石橋とアーチ技術の話 日本の石橋の歴史、世界のアーチ技術の説明と建物紹介
2.22
清野八洲一 今年度のエネルギーグループ活動について メンバーの研究テーマの紹介と堺市の大阪リサイクル工場見学報告
伊月幸二郎 スマートメ―タ―が生活生活にどうかかわるか スマートメーターが事業者、需要者にとってどういうメリットがあるかと今後の導入予定について説明
小林 薫 原発放射性廃棄物処理について 日本の原発放射性廃棄物処理についての現状と今後の問題点とヨーロッパの放射性廃棄物の地層処分の現状を説明
黒川百合子 節電と省エネ手法について 日本のエネルギー問題に貢献するため、自宅に太陽光発電設置を決意し、その経過と
稼働後の電力買い取り制度について説明
須崎俊英 「FUKUSHIMAレポート」を読書して 福島原発がどのようにして制御不能になったのかの疑問がきっかけでこの本を読み、今後何が明らかにされるべきかを考察した結果を発表
3.22      飯盛秀穂 都市環境緑化グループの本年度研究テーマ「並木研究概要」説明
西宮市の並木(メタセコイア、ハナミズキ)
「環境の森」現況説明と4月活動参加依頼
都市環境・緑化グループの研究発表(発表資料)
その他詳細各人の詳細発表資料(パワーポイント)はSKYDRIVEに掲載
以下は時間の関係で
加藤良徳;宝塚市ソメイヨシノ
世古民雄;京都市ケヤキ、イチョウはPPTをSKYDRIVEに掲載
北仲 忠 大阪市の並木(ソメイヨシノ、サトザクラ)
一ノ瀬昇 大阪市の並木(イチョウ)
鹿喰咲子 堺市の並木(フェニックス、ケヤキ)
沖本然生 吹田市の並木(モミジバフウ、ニワトコ)
石井 勇 芦屋市の並木(クロマツ)
2011年度(H23)
月  日 発表者 テーマ 内  容
4.22 *関西大学講師
 宮崎ひろ志氏
講義「田舎のネズミから見た環境問題」 大阪の抱えるヒートアイランド問題と丹波が抱える鹿害について、都市も田舎も環境問題にゆれる。私達はどうしたらいいのかという問題提起。東日本大震災の話題を含めての講義。
5.27 平山 元哉
石橋 美紀
環境家計簿2010 環境家計簿3年目。2010年度33世帯のまとめと3年継続18世帯の推移報告。2010年度は夏の記録的高温と冬の低温でCO2は増加。コストは微増。金融危機での不景気、大震災の原電事故での節電で京都議定書−6%目標は達成の見込み。
三原 光生 ごみの話 H12年度から廃棄物は減少に転ずる。何故減少してきたか、社会システム整備と市民の意識の変化が大きい。吹田市のゴミ処理の現状や最近のゴミ事件簿を振り返る。3R(Reduce→Reuse→Recycle)、もったいない精神を説く。
飛山 昌男 インドネシア昔々ものがたり 1970年代のインドネシア滞在経験から、工場建設の経緯、日常生活、風俗・習慣、歴史・文化を語る。東西5000Kmの国土、人口世界4位のイスラム国家は今急速に発展している。汚職はインドネシアの文化であるとは氏のうがった見方である。
6.24 沖本 然生 ヒートアイランドと緑のカーテン 大阪の暑さはヒートアイランド現象。枚方、吹田など北摂に高温が続出するのは浜風の影響で地球温暖化とは関係ない。自ら実践、普及につとめるゴーヤのグリーンカーテン。床作り、育て方の実演入りで、ゴーヤ、ヒマラヤアサガオの苗を配付する。
鈴木二三弥 竹の生態 竹に造詣が深く、春には竹の子の刺身を食する会を催す。イネ科→竹科、発生と生育、成長速度、貯蔵栄養分、成長機構、組織構成ほかハチクや竹にまつわることわざなどを解説する。
7.22 *NOP 法人いずみの国の自然館クラブ
理事長 梁取 征弘
 「生命の源、水を知ろう!」 1)水で健やか 2)水の誕生・大循環・特性 3)森と海と鉄「鉄が地球温暖化を防ぐ」「森が消えれば海も死ぬ」 4)水の四方山話など水についての講話
河野 晃広 河野 「食品添加物の化学」 なぜ食品に添加物が必要なの?○○教育大学公開講座を受講して。食品添加物とは、日本における添加物の歴史、甘味料、保存料、添加物のメリット・デメリット、添加物を摂らない生活は?
 8.26 須崎 俊英
斉藤 志郎
羽尻 嵩
白川 欣一
奥野美佐子
環境白書を読む 2011(H23)年度新入科員によるH23年度環境白書解説(指導 石井勇)
9.30 野村 誠七 野生生物の保護と法律 野生生物の保護に関してどんな法律があり、それによってどんな保護効果があがり、課題が残っているかの調査報告。日本の野生生物と生息地の現状、法的位置づけ、自然環境に関する法律体系など。
鈴木二三弥 豊島産業廃棄物問題について
(研修旅行事前勉強会)
環境科宿泊研修「豊島産業廃棄物処理問題に学ぶ」に先立つ勉強会。豊島産廃問題の発生からその経過、処置までを、1998年現地査察に同行した氏が解説。
10.28 白川 欣一 バイオマス原料の商品開発と事業化 古紙等のバイオマスを原料としたパルプモールド開発(包装材料、食品容器、農業用器材(育苗ポット、育苗マット))に取り組んだ氏の経験談。育苗マットは倍土に劣らず好評価を受けたが、ベンチャー企業ゆえ資金力がなく解散に追い込まれる。
11.25  福岡 正隆(1班)
飛山 昌夫(2班)
菊池 光矩(3班)
河野 晃広(4班)
東日本大震災の感想を述べる会(班別発表) 3月11日に三陸沖で発生したマグニチュード9.0の東日本大地震は死者・行方不明2万人以上と未曾有の大災害となった。大地震・大津波・原発事故の三重災害だ。我々はこれをどのように感じたか、来るべき南海・東南海地震にどう備えるか、各班で討議した結果を発表した。
12.23  栗生 晃 エコリサーチG研究発表

「原発事故と放射能」
 3月11日に発生した東電福島第1原発事故に関連して、原子力発電とは、事故の発生状況、放射線と放射能、放射線被爆、放射能対策についてわかり易く解説。今後の課題は原発のあり方や放射能汚染問題。
 古川 浩 エコリサーチG研究発表

「電気自動車の現状と自然エネルギー」
 電気自動車メーカーの概要、EV.PHV構想、日産リーフ見学試乗体験、EVの活用事例、EVの課題、EVと自然エネルギについて解説。ガソリン車がEV車に置き換わるには20〜30年は要するだろう。
1.27 飯田 幸子

羽尻  嵩
水・土壌G研究発表
「年間活動報告」

「溜池ビオトープの考察」
メンバーの研究テーマ10件 とその概要報告(飯田)。その中から「溜池ビオトープの考察」について詳細報告(羽尻)。
「奈良人と自然の会」ならやま里山プロジェクトのビオトープ作りの活動日誌。課題は三面張り水路、水利権、水のネットワーク。ニッポンバラタナゴの育種に挑戦する。
岡田 哲夫  人気スポットにおける自然保護活動 観光人気スポット「尾瀬」「富士山」「屋久島」について環境保全とその問題点について。尾瀬・・・良く整備されている。富士山・・・ごみ問題。屋久島・・・入山制限と島の経済発展のはざまにゆれる。
2.3  外部講師 地域緑化と景観  ―
 小林 薫 自然工作体験 自然の素材を使った工作について。全員で鳥の親子製作実習する。
2.17 衣本 南海男
井上加代子
奥野美佐子
前中 康司
環境インプリG発表  今年度発足した環境インプリグループの概要と成果。@イベント等の掲示、説明用として作成したポスタの紹介(地球環境、森林、エネルギー、水、生物多様性、その他(サステナブルなど)の6分野で計25テーマ)A環境教室用として、小学校高学年用資料(パワーポイント)6テーマ。イースター島のモアイ像に学ぶの実演
石橋美紀 世界遺産(中国三大石窟) 世界遺産紀行報告。中国の三大石窟「敦煌莫高窟」、「雲崗石窟」、「龍門石窟」を訪ねて。
3.7 大阪府立大学大学院工学研究科砂田 茂准教授 昆虫の飛行 昆虫の翼は必ずしも流線形ではない。航空宇宙専門家からみた昆虫の飛行を考えるユニークなお話。
3.23 清野八洲一  エネルギーG研究発表
・地熱発電
地熱は火山国の枯渇しない無尽蔵再生可能自然エネルギー。日本は世界第3位の地熱資源国で原発20基分の発電が可能。その可能性を探る。
長谷川清満 ・電力事情について  日本の電力料金は世界的に高額。発送電分離など電力自由化の課題は
小林 薫 ・原子力発電の現状と今後  安全規制、高経年化対策、再稼動、使用済み燃料処理について
伊月幸二郎 ・スマートグリッド・スマートメーター  自然再生可能エネルギ等電源の多様化に対応した次世代送電線網について
2010年度(H22)
月  日 発表者 テーマ 内  容
5.28 井口 禎三 ミツバチが帰ってこない (著書「ハチはなぜ大量死したのか」の紹介を兼ねて) 人間は、野生の花粉媒介者の恩恵をこうむっている。CCD(蜂群崩壊障害)に犯されたミツバチにとどまらず、昆虫による授粉が行われなければ、土壌を保持し肥沃にする未開墾地の植物は枯れはて、周辺の生態系に重大な影響が及ぶだろう。
平山 元哉 環境家計簿2009 環境家計簿2年目、24世帯のまとめと2年継続19世帯の前年比較。CO2排出量は微増、コストは約5%減少。その他、2008年全国CO2排出量は金融危機により急減。経済活動とCO2排出の関係を如実に裏付ける。
6.25 島 巌 物質の循環とエネルギー(続編) 「環境」や「エネルギー」などの用語は日常的に広く使われているが、環境の要素である大気・水・土(土壌)・日光(太陽放射)等については、余りにも身近な存在でありながら、その特性や性質などがよく理解されていない面がある。
石橋 美紀 世界遺産 インド 世界遺産紀行報告。インド、ヒンズー教の聖地ベナレスでのガンジス川の沐浴・火葬、タージ・マハル等デリー周辺7ヶ所の文化遺産をめぐる。
7.23 沖本 然生 LEDとは 明かりは電球から蛍光灯へ、今LEDが普及しはじめた。高信頼・長寿命で白熱電球の約40倍、電子機器の表示用が中心で、高価故、主照明"として使われる段階には至っていないがこれも時間の問題だろう。
伊月幸二郎 大阪狭山市の水辺 大阪狭山市といえば狭山池。7世紀、日本最古のダム式ため池で現在も灌漑用水、上水道など市民生活に直結、また公園として市民の憩いの場となっている。スライドで紹介。
8.27 石井  勇
伊月幸二郎
井上加代子
衣本南海男
河野 晃広
岩佐 順子
河合 邦子
鹿喰 咲子
前中 康司
環境白書を読む 2010(H22)年度新入科員によるH22年度環境白書解説
9.24 一ノ瀬 昇 都市計画法と環境 都市計画税は何に使われるか、その要点と問題点を解説。50年後を想定してみてください。右肩上がりの経済・人口を前提とした都市計画法は少子高齢化の時代を迎えて、見直しが始まっている。ヒートアイランド対策も必要。
福岡 正隆 奄美大島自然観察同窓会 奄美大島出身講座生の案内によるシ11期緑3班同窓会「加計呂麻島・奄美大島自然観察同窓会」旅の報告。ガジュマロ並木、マングローブの森、金作原原生林、アサギマダラ、戦跡、ロケ地めぐり、郷土料理、島唄・・・。「自然と仲間」に掲載。
10.29 清野八洲一 素人からみた原子力発電 原子と原子力・原子力発電について・原子力発電の安全性・世界の動向と今後の展望、について分かりやすく解説。原子力発電と再生可能エネルギー共存で、エネルギーセキュリティ確保が不可欠。
飯盛 秀穂 環境の森・日本の森 環境の森の考え方と将来の夢、および著書「奪われる日本の森」”外資が水資源を狙っているより”日本の森林問題を考える。国土の67%を占める森林の60%は私有地。土地所有規制やルールのない日本では外資による森林等の買収が進む。
11.26 吉岡 秀興 カラコルムの自然と環境 カラコルムトレッキング報告とその環境について。パキスタンの大洪水、イスラム教と危険地帯、カラコルムハイウェイ、桃源郷フンザそれぞれの環境および氷河調査研究・氷河環境あれこれ。
内海 孝 産業廃棄物処理・処分について 産業廃棄物処理設備製造に関わった本人の経験から、産業廃棄物統計データ、複合型処理施設と総合廃棄物焼却炉、バイオガス化施設、PCB無害化施設、最終処分場についての解説。
12.24 加藤 良徳 中国 黄龍・九寨溝の環境と自然 シニア自然大学の仲間との世界遺産 中国 黄龍・九寨溝・都江堰を巡る5日間のツアー報告。自然の景観と環境保護政策、高山植物、古代土木遺産についてお話いただきました。
1.28 鈴木二三弥
田中 正一
尾崎 俊夫
衣本南海男
サステイナビリティ学/スローライフG研究発表

パネルディスカッション
 「サステナビリティ学で学んだこと」
サステイナビリティ学とは
「地球システム、社会システム、人間システムの三つのシステム、およびその相互関係に破綻をもたらしつつあるメカニズムを解明し、持続可能性という観点から各システムを再構築し、相互関係を修復する方策とビジョンの提示を目指すための基礎となる学術であって、最終的には持続可能な社会の実現を目指すものである」
鹿喰 咲子 都市環境・緑化G研究発表

「気管支喘息児を対象とした園芸活動参加報告」
大阪府立 呼吸器・アレルギー 医療センターでは平成14年(2002)から園芸療法が導入され、気管支喘息に小児科病棟に入院している4歳から15歳までの子供達が実践活動を行っています。そのサポート報告。
栗生 晃 エコ・リサーチG研究発表

 「レアメタルについて」
レアメタルはハイテク産業、自動車産業に欠かせない材料。安定供給、量、価格が重要問題だが、中国、インドなど人口大国の急激な工業化、資源需要の急増、埋蔵資源の偏在、資源国の輸出の制限・抑制など国家間の政治問題となっている。
浅田 稔 エコ・リサーチG研究発表

 「ツバルを考える」
ツバルやキリバス、ミクロネシア連邦など南太平洋の島々は温暖化による海面上昇の影響で、将来的には地図上から消える「沈む島」と呼ばれてきた。実際ツバルでは今何が起こっているのか、政府はどう対応しているのか・・・・。
2.25 樋口 修 水・土壌G研究発表
 「土壌汚染」
(土壌汚染の事例と対応の歴史)
足尾銅山鉱害など日本における土壌汚染の事例歴史と、現在の農用地土壌汚染防止法、土壌汚染対策法など法的対策と処理技術について解説。技術的にもまだ未熟で、特にコストが課題。
荘司 弘之 エネルギーG研究発表

 「原子力発電」への取り組みについて
現在日本には54基のNPSが運転中で日本の総発電電力量の約26%(2008年度)の比重を占めるようになってきた。経済性、安定性、環境特性に優れており、CO2削減の切り札として大きく見直されつつある。核燃料サイクルをわかり易く解説。
菊池 光矩 地球温暖化G研究発表
 「海 洋 大 循 環」
―温暖化が招く「最悪のシナリオとは?」―
ブロッカーのコンベアベルト「海洋大循環」とそのメカニズムの解説。海洋大循環は熱帯域の熱を高緯度のヨーロッパへ運ぶなど地球全体の温度調節に寄与している。このまま地球温暖化が進むと大循環が停滞し、氷河期がやってくる?
2009年度(H21)
月  日 発表者 テーマ 内  容
5.29 井口 禎三  イタリア・スコットランド6週間 イタリア(ヴェニス〜ポンペイ)、スコットランド(エディンバラ〜スコティッシュ・ボーダー地方〜ハイランド〜アバディーン)のツアー報告。ワークショップ参加者との交遊、宿の主人家族との和み、土地の人達の生活など。環境的視点も忘れない。
野村 誠七  絶滅危惧種---鳥類 野生生物の種の減少は生態系全体を崩し生物多様性を損ない、ひいては人間の生存基盤を脅かす。鳥類について、レッドデータブックとは、絶滅種・絶滅危惧種、原因と保護対策について解説。
加藤 良徳  樹木の二酸化炭素吸収量について 樹木は増加しつつある大気中のCO2の吸収源となっている。樹木の幹を測定することによりおおよそのCO2吸収量を測定できる。その算出方法を知る。
6.26 石橋 美紀  環境家計簿 2008年度環境科が取り組んできた環境家計簿26世帯のまとめ報告。CO2排出量は世帯平均約4.1トン(一人当たり1.6トン)で全国平均より少ない。今年も継続する。意識すれば必ず減少する。
*シャープ(株)
ソーラシステム事業部
 大坪典弘氏
 講演
 「太陽光の最新情報とシャープの取り組み」

 
日本のトップメーカーシャープ(株)の営業最前線で活躍する氏の最新情報。政府の補助金制度と売買電システムで大きな伸長を見込む。家庭用4KWの取付け費は約230万円、償却年数24年→15年へ短縮できる。
7.17 飯盛 秀穂  景観と園芸 氏が学んだ兵庫県立淡路景観園芸学校の紹介。「まちづくりガーデナー」の資格を取得、地域の自然や風土を生かした「まちづくり」をめざして、西宮市内で活動をはじめている。
*市民ソーラー宮崎・副理事長
 中川修治氏
 講演
 「自然エネルギーについて」
きれいな電気(自然エネルギー)と汚れた電気(化石燃料エネルギー)。電力会社は汚れた電気の押し売りだ。「自分たちの電気は自分たちの手で」ときれいな電気(太陽光発電)による市民共同発電所を提唱する。食料もエネルギーも地産地消で。
8.28 ・飯盛 秀穂
・稲村 和子
・田中 富美
・沖本 然生
・栗生 晃
 環境白書を読む 2009(H21)年度新入科員によるH21年度環境白書解説
9.25 *前奈良女子大教授
 清水 晃氏
 講演
 生物学者「生ゴミ問題と闘う」
「廃棄物(ごみ)問題」は環境問題の2側面「地球環境問題」と「生活環境問題」から扱わなければなりませんが、その扱い方(扱う姿勢や論理)について、また高槻市の「生ゴミ処理」について講義
9.25 福岡 正隆  皆既日食について 2001年マダカスカル島での皆既日食体験談、2009.7.22の小笠原近海、南極での皆既日食のビデオ映写およびエジプトツアー報告
10.23 鈴木二三弥  自然と俳句 俳句とは自然のありようを詠むと同時に、俳句十七文字の中に自身の生き方、生き様がにじみ出てきます。俳句の形式、季語など例区をあげて解説する。終わりに秋の風景写真を見て、全員で即興の句をつくる。(句集はここ)
10.23 菊池 光矩  知床の自然環境 知床の地理的環境、生態系、森林、動物、景観などの自然環境、世界自然遺産としての価値、また維持していくための問題点について解説。ほかに自然学講座の観察会スライドショウ、ヒット曲「知床旅情」の背景について。
12.25 沖本 然生  都市環境・緑化グループ研究発表
     「エコでエコ」
エコノミー(お金をかけずに)でエコしよう。吹田市の自宅は称して里山ガーデン。雨水タンク、ミミズで生ゴミ処理、廃材利用などエコ満載。テレビ取材のビデオを紹介。
 2.26 福岡 正隆  地球温暖化グループ研究発表
     「温暖化と日本の農業」
農地の洪水防止や河川流域安定等の温暖化対応機能、生物多様性や情緒教育等の日本の原風景の保存、食糧危機や食の安全等の観点から見た食料自給率の向上及び全産業のバランスと言う観点を総合して日本農業を再生させる必要がある。
島 巌  エネルギーグループ研究発表
     「物質の循環とエネルギー」
〜環境とエネルギーの関わりについて考える〜
「環境」や「エネルギー」などの用語は日常的に広く使われているが、環境の要素である大気・水・土(土壌)・日光(太陽放射)等については、余りにも身近な存在でありながら、その特性や性質などがよく理解されていない面がある。
3.12 三原 光生  水・土壌グループ研究発表
    「水の惑星・地球」の水が危ない
地球上の水のほとんどが海水で、人間が使える淡水は、僅か0.01%。「21世紀は水の時代」とも言われ、人口の急激な増加と社会の発展に伴い、多くの国で水資源が枯渇しつつあり、「水戦争」ともいうべき争奪戦が始まっている。
竹下 忠     「農業がもたらす環境汚染」 化学肥料を多用すれば作物が軟弱になったり、土壌の団粒構造を破壊してしまったり、重金属や硝酸態窒素による食毒の危険性にさらされる。健康な食糧を生産するためには、植物が持つ自然の力を生かす土作りをはじめとした農業技術が必要。
2008年度(H20)
月 日 発表者 テーマ 内 容
5.23 三原 光生 ゴミ処理の現状について ゴミ問題についての定期報告。H12年度をピークにゴミの排出量は減少傾向でRecycleが進んでいるが、環境負荷の少ないReduce,Reuseが基本である。「3Rから2Rへ」を提唱する。
井口 禎三 われわれはどこから来たのか、われわれは何ものなのか、われわれはどこへ行くのか DNAミトコンドリアの分析から、人類の祖先は15万年前の一人のアフリカ女性に始まる。人類はアフリカからユーラシア大陸、北アメリカ、南アメリカへと拡散していった。中南米に駐在していた氏がBC2000〜AD1500に栄えたマヤ文明について語る。
6.27 平山 元哉 地球温暖化グループ研究発表
 「地球温暖化とは」
地球温暖化は人為起源の温室効果ガスの増加よることはほぼ確実である。世界、および日本における最近100年の気温推移、異常気象の発生、2100年の気温予測など温暖化の実態を報告。
野村 誠七  「地球温暖化の原因」  地球温暖化の原因は、太陽活動の変化など自然起源によるもの、CO2など人為起源による温室効果ガスの増加によるものがある。温室効果ガスの増加で、太陽放射と地球放射のバランスはどうなるか。
金ア 洋子  「黄砂について」 「ここまでわかった黄砂の正体」気象庁・研究者の本を読んで、黄砂とは何か、地球を巡るダスト、気候との関係、発生の謎、ダストは地球を冷すか、海の生態系への影響などを解説する。
菊池 光矩  「地球温暖化とエルニーニョ現象」 エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の中央部から南米ペルー沖の海水温が上昇することであり、その結果全世界の気象が大きく変動する。その原因、影響、地球温暖化との関係についての報告。
7.25 福岡 正隆 私の旅の楽しみ方 世界を巡る筆者の旅行体験談。旅への興味、初めての海外旅行オーロラツアー、旅の楽しみ方、思いでの旅(マダガスカル、アラスカ、エベレスト、・・・・)、手作りツアー、今後の候補地などスライドで紹介。
7.25 石橋 美紀  環境家計簿のすすめ ストップ地球温暖化。家庭からのCO2排出量は全体の13.5%を占める。家庭でできることは省エネ。筆者が続けてきている環境家計簿の紹介と、取り組みのすすめ。その結果、2008.4から環境科全員が取り組むこととなった。様式は科員ページ。
8.29 ・石堂 正子
・一ノ瀬 昇
・伊藤 範彦
・清野 八洲一
・谷口 高司
・樋口 修
・森井 豊
・吉見 千草
環境白書を読む 2008(H20)年度新入科員によるH20年度環境・循環型社会白書解説
9.12 *自然史センター理事
 道盛正樹氏
午前:講演「苔と環境」大阪城のコケウォッチング
午後:大阪城公園で苔観察会
講義のあと、大阪城公園に移動。城内の豊国神社内で銅版屋根の下にホンモンジゴケを全員で観察、確認。全員がルーペを持って、樹幹だとか石垣、石に付いたこけを熱心に観察しました。
9.26 田中 晃 ・サスティナ/スローライフグループ発表
 「サスティナビリティ学連携研究機構について」
討論会:「持続可能な社会を目指して」
環境科ではじめてのパネルディスカッション方式でした。スローライフとは?今なぜスローライフなの?サスティナビリティ学とスローライフとの関係は?など多くのみなさんから質疑や意見が出され、有意義な発表会でした。
田中 正一  「先達に学ぶスローな生き方」
鈴木 二三弥  「落語に見る"遊びの文化"の世界」
10.3 湯澤  ・エネルギーグループ研究発表
 「エネルギー全般について」
 「地熱エネルギーについて」
  
長谷川 清満  「バイオマスエネルギーについて」    
内海 孝  「バイオマス燃料の現状」    
小林 薫  「今日の石油事情」 石油備蓄制度と石油の備蓄の確保等に関する法律について
11.28 谷口 高司 ・水・土壌グループ研究発表
 「江戸時代の上水道」
グループ概要説明 井口禎三
江戸の町は驚くべき上水道網をもっていた。神田上水から玉川上水へ。
鎌田 恭二  「水害と100年確率降雨量」 今年は日本各地を異常降雨が襲った。治水上考えられている100年確率降雨とは
蒲田 拓二  「今、地球の水資源に起きていること」 世界の各地で河川の干上がりや地下水の枯渇が始まっている。 「水資源の危機=食糧の危機」に目を向けよう!
12.19 森井 豊  なぜ今環境なのか・・・ 美しい地球を子孫に残すとはどういうこと?地球誕生から現在に至るまでを概観し、これから人類が存続していくためには、生物が生息するあらゆるフィールドに手を加えて環境をコントロールしてゆく時代ではないのか?と自問自答。
自ら実践するグリーンカーテンの話。
1.30 荘司 弘之  淀川 河川レンジャー活動の紹介 国交省から淀川の河川レンジャーの任命を受けた氏の活動報告。河川レンジャーとは川に関わる様々な活動を通じて、川に関心を持ち、川を愛してもらえる水辺ファンを増やし、川と地域の良好な関係を作っていく人。
2.27 清野 八洲一  太陽電池について 自然エネルギーとして太陽光発電が注目を集めているが、その原理、発電システム、特長と課題、世界と日本の現状について語る。資源小国、技術立国日本の国策として取り組むべきである。
吉岡 秀興  エベレスト街道トレッキング報告 ネパール・エベレスト街道50kmのトレッキング報告。標高5545mのカラパタールから眼前の世界最高峰エベレスト8848mを仰ぎ見る。現地の環境問題にも迫る。
3.06 浅田 稔  食料問題について 食料自給率39%の日本。食料危機をグローバルな視点および国内的な視点でとらえ、自給率を上げるためにはどうしたらよいかを提言する。
長 俊次  原子力エネルギーは地球温暖化の救世主と
 なりうるか
原発は供給安定性に優れ、発電過程において二酸化炭素を排出しないという環境特性をもっている。地球温暖化防止に一定の貢献をしているが、これからさらに大きな貢献ができるかといえば、これはきわめて微妙な問題といえる。
2007年度(H19)
月 日 発表者 テーマ 内 容
5.25 古川 浩 コウノトリについて 豊岡出身の氏が、コウノトリについて、昭和30年頃の様子から、絶滅、人工飼育、放鳥、ひな誕生に至るまでの経緯と寄せる思いを語る。
山崎 邦男 山の辺の道ぶらぶら考 山の辺の道は、卑弥呼が君臨した3世紀前半の邪馬台国の時代にすでに存在していた日本で最も古い道である。
6.22 荘司 弘之 レイチェル・カーソンてどんな人 1960年代に化学物質による環境問題を告発したアメリカの生物学者。生誕100年を迎え、彼女の生涯と著書「沈黙の春」「センスオブワンダー」等を紹介。
辻中 英雄 鶴見緑地 風と緑の会の活動 鶴見緑地で活動する「風と緑の会」の紹介
7.27 白石 章 人口問題 人口減少に転じた日本。一方で発展途上国の人口急増で世界人口は加速の一途を辿る。日本および世界の人口問題を考える。
石橋 美紀 唐招提寺金堂 平成大修理 ビデオ鑑賞 「天平の名建築を守った男達」。世界文化遺産「唐招提寺」の金堂平成修理のビデオ観賞
8.24 ・菊池 光矩
・内海 孝
・野村 誠七
環境白書を読む シ13期生によるH19年度環境・循環型社会白書解説
9.28 島  巌 物質の循環とエネルギー 水の循環、炭素の循環、窒素の循環など生物が関わる物質の循環とエネルギーの関係をフローチャートで解説する。
9.28 青木 俊之 原子力発電所での経験から 中越沖地震で東電柏崎刈羽原子力発電所が被害を受けた。原子力発電関連事業に従事していた筆者の経験からその安全性について考える。
10.19 浅田 稔 18年度ECO検定を受験して 東京商工会議所主催の第1回ECO検定(環境社会検定)試験に合格した筆者の体験報告とその問題集。環境科員は一度挑戦してみては。
飛山 昌男 ケニアの野生動物 ケニアの首都ナイロビで、繊維工場の技術指導に当たった筆者のアフリカの国立公園などで見た野生動物をビデオで紹介する。
竹下 忠 淀川河川公園の清掃活動について ゴミに見る人間の醜態。枚方・寝屋川にまたがる淀川河川公園の毎日の清掃ボランティアで拾い集めたゴミを紹介。
11.09 島崎 憲二 放射線の利用の話 放射線の基礎知識とその利用について。放射線利用は医療、工業、農業、環境保全など広範囲で、その経済規模は8兆6000億円にも上る。
12.21 村山 健一郎 食と環境問題ー世界の酒・蒸留酒と焼酎について 世は焼酎ブーム。世界の主な蒸留酒の製法と歴史、日本の焼酎の種類、製法、健康との関係、また上手な飲み方についての講話。
1.25 竹下 忠 ゴミを捨てさせない社会を目指して 淀川河川公園の清掃活動の実態から、一人ひとりの現状認識と意識改革、条例制定、自販機の撤去、過剰包装、中高校生への環境教育などを提言。
2.22 *のぞみ福祉会 理事長 森山秀雄氏 講演 「障害者福祉と地域支援活動」 障害者が社会でいかに処遇されているかがその国の文化のバロメーターである。環境科OBである氏が、障害者の実態や福祉活動への思いを語る。
*大阪産業大学教授
 谷口興紀氏
講演 「環境デザイン学」 環境デザインとは何か。持続可能な社会を実現するためのバックキャスティングというデザイン方法による21世紀像、自然と都市(人工)を考える。
3.28 各グループ代表 グループ研究発表 「地球温暖化」「エネルギー」「水・土壌」「サステイナブル・スローライフ」グループ代表による、2007年度グループ研究の経過・成果等の報告。
2006年度(H18)
月 日 発表者 テーマ 内 容
4.28 田中 正一 自然と人工 人工のものに取り囲まれ窒息状態の人間と自然。人間の暮らしの中に自然の秩序を取り込もう。自然の法則とは・・・。
6.30 三原 光生 京都議定書と森林の二酸化炭素吸収 京都議定書では森林によるCO2削減もカウントできることになったが、再生不能の化石燃料を使わないことが最も重要である。
蒲田 拓二 色素増感型太陽電池について 次世代太陽電池として有望視されている色素増感型太陽電池について、シリコン型と対比して長所・短所を解説。
8.25 ・古川 浩
・浅田 稔
・神原都志次
・西森 勝彦
環境白書を読んで シ12期生によるH18年度環境白書解説
9.29 井口 禎三 我が家の花々「ウマノスズクサからアリストロキア ・エレガンスまで」 自宅の庭に咲くウマノスズクサとアリストロキア ・エレガンスの観察記録
川井 秀夫 奈良ネイチャー機関紙投稿記事より 「奈良・人と自然の会」代表である筆者の連載記事。地球温暖化、エネルギ、森林、水、人口、生物多様性など広範な環境問題に迫る。
10.27 石橋 美紀 世界遺産・中国編 中国の世界遺産は31箇所。北京、洛陽、西安、ならびに雲南省麗江の世界遺産5箇所の見聞録。
田中 晃 私の環境教育活動 地元枚方市の環境教育サポート部会での活動報告
11.19 *産業技術短大講師 長沢 忠彦氏 講演 「環境における技術移転」 鉄鋼会社で環境問題に関する業務に携わり、途上国への技術移転活動や排出権取引について、ロシアでの環境ビジネス講座について語る。
11.24 吉岡 秀興 ヒートポンプについて ヒートポンプとは物を燃焼させることなく、大気中の熱の移動によって冷却や加熱を行うことのできる効率的なシステムで、環境への負荷が低い。その原理とエアコンや冷蔵庫などその応用例を解説。
12.22 鈴木 二三弥 食品添加物について 甘味料、着色料、保存料・・・・、ほとんどの食品には添加物が使われている。その定義、分類、指定要件と、主な食品の添加物について安全性の面からもう一度見直してみる。
1.26 鎌田 恭二 私の環境アセスメント 行政経験から、国際公園文化都市「彩都」開発における環境アセスメントの実例と問題点。
加藤 良徳 私と都市土木―環境に優しいシールド工法 土木・建築工事は環境破壊か?元大手ゼネコン勤務の氏による、シールド工法の紹介と担当工事を振り返る。
2005年度(H17)
月 日 発表者 テーマ 内 容
5.27 竹下 忠 ゴミを捨てさせないために 淀川河川敷でタバコの吸殻を拾う実践活動の体験から
6.24 蒲田 拓二 水素社会実現に向けての課題ほか 水素はクリーンで環境にやさしいエネルギーだが・・・
白石 章 人口減少時代へ 人口減少経済の新しい公式は
7.22 山崎 邦男 藤原京発掘に学ぶ 発掘調査から飛鳥藤原京の見えざる歴史景観を探る
三原 光生 ごみ問題あれこれ 最も身近で、最も難しい環境問題。H17年環境白書から
8.26 *近畿大教授
青山 政利氏
講演 「今、人類が直面する課題」  
宝田 誠一 健康寿命について 元気で長生きの秘訣は何か
9.30 青木 俊之 深海底の探査について 地球深部探査船「ちきゅう」を視察して、海底資源と環境問題を考察
鈴木 二三弥 炭焼き小屋と竹について 里山クラブでの竹炭づくりと手作り風車発電機について
10.28 長谷川 清満 何故木は葉を落とすか  
金崎 洋子 旅雑感 中国、ベトナム、スペイン、エジプト紀行
左近 早智子 丹後自然塾に参加して  
中川 直子 11期緑組2班とボランティア 神戸五色塚古墳を拠点とした活動
平山 元哉 レーダーの話 レーダーの原理と気象、航空管制、防衛などへの応用について
11.17 *関電 広報部 講演 「最近のエネルギー問題と原子力発電」  講演後討論会
11.25 三井 達夫 メダカの話 シニア自然大学調査委員会と全国メダカシンポジウムの報告
11.25   <科外活動報告>  
川井 秀夫 (1)「社叢から自然保護を考える」ほか4件 そら組ほか
三原 光生 (2)大阪教育大学授業サポート 環境論講座、ゴミ問題を考える
鈴木 二三弥 (3)西淀川ライオンズクラブ「地球温暖化」講演  
長谷川 清満 (4)西成・アメリカフェスティバル 西成区連合商店街主催、環境クイズラリー
小林 薫 (5)「鶴見ネーチャーラりー」ほか3件 環境クイズ、クラフトなど
1.20 石橋 美紀 世界遺産・ベトナム 世界遺産をめぐり、歴史、文化、自然や人々の生活を語る
塚田 元朗 オリエンテーリング地図の作成 オリエンテーリング用地図の作成方法や地形図の読み方について
2.17 湯沢 浩 水と私たち  
青木 俊之 オゾンの功罪  
3.24 川井 秀夫 中国の環境レポート 人口、水、ダム開発及び越境する汚染大気、ゴミ等環境問題を考察
2004年度(H16)
月  日 発表者 テーマ
5.21 村田 紘 1冊の本から 「環境図書に学ぶ」
中妻 弘文 スエーデン市民の環境意識
6.25 三原 光生 ゴミの話
7.23 石橋 美紀 スペインの世界遺産
*森林総研 河室 公康氏 講演 「シベリアタイガ現地報告」
8.27 *森林ジャーナリスト田中 敦夫氏 講演
9.24 島 巌 エネルギー循環について
南 親幸 ダム問題
10.29 太田 宣次 電気エネルギーについて
尾崎 俊夫 高齢化社会と問題点
11.26 シニア10期生  
12.17 *国際日本文化センタ
 造園学教授 白幡洋三郎氏
講演 「これからの公園を考える」
1.28 田中 晃 環境教育について
荘司 弘之 淀川あれこれ
2.25 三原 光生 地球温暖化を考える(1)
川井 秀夫 地球温暖化を考える(2)
3.25 川井 秀夫 社叢と自然保護
2003年度(H15)
月 日 発表者 テーマ
4.25 太田 宣次 電車の制御と省エネルギー
島 巌 人口の高齢化について
5.23 川井 秀夫 水の話 水フォーラム報告
湯澤 浩 エネルギー問題
6.27 鈴木 二三弥 遺伝子食品
宝田 誠一 DNAについて
7.25 白石 章 エネルギー新世紀
シ9(田中晃、荘司弘之、秋山幸子) 環境白書要約
8.22 *近大 青山政利教授 講演 「水と食糧問題
8.29 三原 光生  
石橋 美紀 世界遺産「姫路城」
9.26 蒲田 拓二 サラワク熱帯雨林
南 親幸 水道水の話
尾崎 俊夫 森と環境
10.31 井口 禎三 海外における植林の話(綿花)
田中 正一 環境と経済(循環型社会を目指して)
11.28 中妻 弘文 環境保護団体「CASA」の取組み
宮中 明子 ナノテクとは
12.19 *京大名誉教授 河野昭一 講演 「21世紀における環境問題」
竹下 忠 ゴミを捨てせない社会をめざして
1.30 横山 賢一 地球温暖化について
三戸 郁子 石けんの話
2.27 山崎 邦男 「塩の道」の歴史観
3.26 志甫 忠男 地球環境問題アラカルト
川井 秀夫 社業の森(鎮守森)から自然を守る
2002年度(H14)
月 日 発表者 テーマ
5.31 三原 光生 ゴミ問題
森山秀雄 こころの病と環境問題
7.26 志甫 忠男  
石橋 美紀 世界遺産 イタリアと屋久島
8.30 宝田誠一 DNAについて
9.27 横山賢一    
井口 禎三  
10.25 三戸 郁子  town紙作り
蒲田 拓二 GTL
11.29 川井 秀夫   水問題
三原 光生  
12.6 林 修   
太田 宣次  
12.20 南 親幸  
辻中 英雄 人と生活環境
1.31 村山 健一郎 船舶と環境問題 
2.28 青木 俊之 宇宙のゴミ
鈴木二三弥 食生活の変貌と破壊
2001年度(H13)
月 日 発表者 テーマ
6.22 三原 光生 廃棄物とリサイクル
茶珎和雄 容器包装・食料リサイクル法の話題
7.27 宮中 明子 農薬と食品 
横山 賢一 LCA、レッドデータ、ダイオキシダイオキシ
尾崎 俊夫 福祉と住まいの環境
8.17 南 親幸 水道の話
本田 博義 大泉広場の活動
9.28 佐藤 吉憲 地球環境とエネルギー
横田 さえ子 この指たかれに活動内容
10.19 *日本原子力財団:松岡氏 講演 「今後の原子力発電」
10.26 有本 文彦 石油の掘削とパイプライン
蒲田 拓二 持続可能な社会と地球環境問題
・セメント製造における廃棄物再資源化
・製鉄における廃プラ再資源化
11.9 志甫 忠男 食料リサイクル
川井 秀夫 水の話
1.25 志甫 忠男 環境と経済
井口 禎三 「フンベ」と「イサナ」
2.22 島 巌 高齢者問題
田中 正一 自然と地球環境問題
3.8 志甫 忠男 地球誕生46億年の歴史
茶珎和雄 柿の渋に纏わること
3.15 *青山先生を囲んで  環境問題を語る(大山ビル)
2000年度(H12)
月 日 発表者 テーマ
6.23 川井 秀夫 地球温暖化を考える
志甫 忠男 水質源の危機
7.28 青木 俊之 世界遺産白神山地と守った人々
井口 禎三 森林破壊と砂漠化
8.25 青木 俊之 オゾンの功罪
広橋 敏之 体内の環境を考える
9.29 横谷 正之 地球環境・異常気象・食料など 
林 修 人口問題とゴミ
10.20 今井 幸雄 生ゴミリサイクルと有機農業
島 巌 人口の高齢化
11.24 三井 達夫 環境関連法規の概要と産業界の現況
広橋 敏之 体内環境(2) 
12.22 志甫 忠男 生物種の絶滅がなぜ問題か
1.26 井口 禎三 北海道の酪農、農業、漁業
2.23 川井 秀夫 温暖化に潜む熱帯病の恐怖
青木 俊之 環境に調和したこれからの電力
1999年度(H11)
月 日 発表者 テーマ
6.25 川井秀夫 エネルギー問題
志甫忠男 生活と環境のかかわり
7.23 今井幸雄 有害紫外線の近況
畑島正人 住宅の寿命は30年?
横谷正之 自然と共存する新しい文明像を探る〜環境考古学の視点
8.27 井口禎三 乾燥地帯の大規模灌漑農業
志甫忠男 住宅の環境度チェック
9.10 三井達夫 環境保全関連の法律に違反する行事を是正する手続き
10.22 田中正一 枚方市の住民参加による緑の基本計画策定について
鈴木二三弥 遺伝子組替え食品(1)
11.26 鈴木二三弥 遺伝子組替え食品(2)
志甫忠男 自然と文化
12.17 川井秀夫 気象について
1.28 志甫忠男 食糧問題を考える
井口禎三  
豊島すみ子  
2.25 横谷正之 身近な省エネを考える
井上蓉子  
竹内キヨ子  
1998年度(H10)
月 日 発表者 テーマ
4.14 志甫忠男 H9年度活動報告
鈴木二三弥 環境ホルモン
後藤勲 身近な環境問題
竹尾公秀 環境保護という思想
村岡義博 環境ホルモン
田中正一 市民参加の公園作り
5.22 川井秀夫 環境ホルモンーその認識と考察
志甫忠男 大気汚染の現状
6.26 水田芙美子 世界の原子力発電の今
原田広巳 チェルブイリ原発事故
7.24 竹尾公秀 廃棄物問題ー豊島の産廃不法投棄問題
原田広巳 環境にいいことはじめよう
志甫忠男 ゴミを考える
8.28 上山博 環境アセスメントの手続きについて
志甫忠男 生ごみリサイクル
9.25 鈴木二三弥 クローン生物
三井達夫 環境問題ー産業界の取り組み
原田広巳 医療廃棄物について
10.23 川井秀夫 車社会と環境問題
井口禎三 砂漠化の問題
11.27 村岡義博 ダイオキシンの研究事例について

環境科トップに戻る